事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

今月の名言2017年7月号PART1 玄人好み。

2017-07-31 | ニュース

2017年6月号「文民」はこちら

「昭和40年代の阪神のよう。守り中心で地味だが、玄人が喜ぶ試合が多かった」

鶴岡の荘内神社で行われた江夏豊の講演会で、鶴岡出身の藤沢周平についてふれて。江夏と藤沢周平の取り合わせには少し驚いた。彼は読書家としても有名なんですって。

「寝付きが悪く悩んでいたら本を読めと勧められた。毎日の試合をこなすには頭の切り替えが大事だが、本のおかげで熟睡できるようになり、うまく対応できた」

その場にいたら突っこみたくなるところ(笑)。もっと頭の切り替えにぴったりの……いやいや、何も申しますまい。

江夏に限らず、藤沢周平に出会えた人生は幸せだと思う。わたしとて「用心棒日月抄」や立花登シリーズに耽溺し、「本所しぐれ町物語」のおしゃれさにノックアウトをくらったのだし。さあまだ読んでいないあなたは、さっそく「橋ものがたり」(新潮文庫)を購入だ!

わたし?実は藤沢の直系ともいえる後継者を見つけてしまって、いま夢中で読み進めています。その名は青山文平。まもなく、大特集します。

「あなたはとても良い体形をしている」You’re in such good shape.

おなじみ、トランプがマクロン仏大統領のブリジット夫人に向けて。これは誤訳だとの指摘もあるようだが、どうしたって下品な物言いであることは疑いない。年上の奥さんを賞めてもらったマクロンが、本音のところでどう考えたか。

トランプについての考察で、なるほどなあとうなったのは例によって内田樹によるものだった。

トランプは軍務の経験も、行政の経験もないはじめての大統領だが、それは軍務に就くことも、公共機関で働くことも、どちらもリバタリアンとしては「やらないにこしたことはない」仕事だからである。アメリカの有権者たちは彼の「公的権力を用いて私利私欲を満たすが、公益のためには何もしない」という態度がたいそう気に入ったのである。

PART2「冷笑と哄笑」につづく

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うまい店ピンポイント 2017夏休みラーメンマラソンPART5 味好本店

2017-07-31 | 食・レシピ

PART4「鳳花園」はこちら

週末の疲れがどっと出て、なんか身体がだるい。

こんなときは身体にあれを注入しなければ。といってもやばいヤツではなくて、味好の焼肉ラーメン。うまいっす。

にしてもこの店はオーダーしてから出てくるまでの時間が短い短い(笑)。もっとゆっくりスポーツ新聞を読みたかったのに。

PART6「東軒」につづく

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おんな城主直虎 第30回 潰されざる者

2017-07-30 | 大河ドラマ


第29回「女たちの挽歌」はこちら

前回の視聴率は11.9%と下降。そしてもう30回に達している。このままだと低調な大河との烙印を押されて終了か。よく考えたら今回は回想でしか浅丘ルリ子は登場しないので、いわゆる大河らしい大物俳優はひとりも出てこない。山本学が往時の山本薩夫作品での左翼っぽさを示しておしまい。うーん。

直虎はひたすらに反省する。自分のうった手はすべて寿桂尼に見破られていたし、今川についた方が利になるというより、つかなかったら商売自体が成り立たないという条件を前に、方久(ムロツヨシ)は離反するので(でも、彼が例の『カンカンカンカーン!』はやらないあたり、次回以降への伏線ばりばり)。

政次との囲碁架空対戦と南渓和尚のアドバイスで直虎は悟る。今川は盤石ではないと。史実がどうなのかは知らないけれど、でも井伊を一度つぶしておいて、復活に賭けるというギャンブルを直虎が企図していたというのは無理筋でしょう。どうも脚本に計算違いがあるような気がします。

タイトルはクリント・イーストウッドと李相日の「許されざる者」をいただいている。でもあのふたつの作品がすばらしかったのは、主人公自身が殺人者として許されてはならないという諦念があったことだ。そのあたりの覚悟が、悪役たるべきジーン・ハックマンと佐藤浩市にあたる今川氏真と、イーストウッドと渡辺謙にあたる直虎に見受けられなかったのが残念。視聴率はなお下降すると思います。

あ、そういえば日本版「許されざる者」にも柳楽優弥は熊みたいなルックスで出ていた。あのときは「誰も知らない」の、あの天才子役が……と絶句したっけなあ。

第31回「虎松の首」につづく

 

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うまい店ピンポイント 2017夏休みラーメンマラソンPART4 鳳花園。

2017-07-30 | 食・レシピ
PART3「三日月軒高砂店」はこちら
 
金曜夜に勤労者福祉センター内の「鳳花園」で1学期反省会(小学校は暫別会~ざんべつかい~とこじゃれた名で呼びます)。クルマを駐車場におき、徒歩で帰宅。バカ。でも代行70分待ちはねえ。
 
ということで妻に送ってもらってクルマへ。
 
「ここで食べようか」
 
「そう思ってたの」
 
安易な夫婦。
 
わたしはジャージャー麺、妻は五目焼きそば。意外なくらいにボリュームがある。エアコンもがんがんきいてるし、新聞も用意してありました。わたし向きの店。
 
PART5「味好本店」につづく
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「ゴーン・ガールズ」(2017 日本)

2017-07-29 | 国際・政治

井上陽水 帰れない二人

ふたりの女性が、ほぼ同時に辞意を表明した。稲田防衛相と、蓮舫民進党代表。この、ほぼ同じ時期にというあたりが妙味。どちらかがどちらかにぶつけることで報道における扱いをなんとか小さくしたかったのかもしれず、政治とはこんな偶然の集積なのかもしれない。

蓮舫代表には同情すべき点が多々ある。彼女に失点があったとすれば二重国籍問題だろうが、あれを騒ぎ立てる神経がわからない。まあ、ウヨ系の方々からすれば、彼女をたたくネタがあればなんでもよかったのだろう。

代表の不幸は、率いるべき党が最初からバラバラだったことだ。だからどんな後ろ盾がついたとしても、その後ろ盾によって“色”がついてしまい、結局は足をひっぱられる。例によって前原が代表選に出るようだけれども、彼がふたたびトップに立つようならわたしはこの党を完全に見放す。改憲・原発推進派と護憲・反原発派に早いところ割れてくれないかなあ。

連合がそれを許さない?でもその連合自身が現政権と裏取引をしていたことがあからさまになっちゃったじゃないですか(笑)。なにやってんだか。

防衛相については、まことに残念なことと言わざるをえない。彼女のことだから特別監察の結果も無視して居座ってくれるものと期待していたのに。そうすれば、もっともっと現政権は弱体化し、民進党の混乱を相対化してくれただろうに。

しばらく稲田朋美はオモテに出て来れないだろう(油断はできませんが)。自民党の、といって悪ければ極右系与党の最も醜い部分を体現していたのが彼女だった。数に驕り、選挙民をなめ、マスコミや法律などなんとでもなると。

それ以前に、この稲田という人物が無能だったことは確かで、なにしろあの奇矯な籠池夫妻が自らの顧客であったことをすっかり失念していた(笑)というのだ。少なくとも、その申し開きが通用すると発想した時点でこの人はアウト。内閣改造一週間前に辞任という、ちょっと恥ずかしすぎる結末をつくりあげた首相と彼女の連携もおみごと。

ということで本日の一曲は井上陽水と忌野清志郎が三鷹のアパートでカレーを食べながらつくった「帰れない二人」。わたしは70年代フォークの最高傑作ではないかと思う。

で、関係ない話だけど、今日の「ひよっこ」にはまいった。

「わたし、わがっがら

自分も苦労してきたからこそ言えるみね子のこのセリフに泣けないやつは人間じゃねー(笑)

これから、このドラマは「ひまわり」(松嶋菜々子じゃなくてソフィア・ローレンのですよ)パターンで突っ走るのかなあ。岡田脚本だから油断はこちらもできませんが。

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うまい店ピンポイント 2017夏休みラーメンマラソンPART3 三日月軒高砂店。

2017-07-29 | 食・レシピ

PART2「哲」はこちら

第三弾はいきなり学区を遠く離れて三日月軒高砂店。クルマで通勤したので遠方への用事をこなすこなす。

最上川南岸にある、前の前の勤務校から北部の庄内交通営業所、砂越の庄内交通営業所と、午前中だけで40キロ以上走ってた。

宮野浦、高砂、旧平田町とめぐるので、それぞれに行ってみたいラーメン屋はある。どれにすっかなあ……安全パイの高砂にしてしまいました。安全パイな味。堅いチャーシューがわたしは好きです。わたしは冒険心はないけれども丈夫な歯をもっています。

客の多くはテーブルに常備してある生ニンニクをぶちこんでいる。いいなあ、おれも入れたいなあ……午後は面談。がまんがまん。忍耐強さもわたしはもっています。

PART4「鳳花園」につづく

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うまい店ピンポイント 2017夏休みラーメンマラソンPART2 哲

2017-07-27 | 食・レシピ
PART1「馬場&海鮮どんやとびしま」篇はこちら
 
今日もチャリ通。だから行くラーメン屋は限定される。いくら食いしんぼでも陸橋を越えた店はきつい。ということで本日も学区のお店。
 
ロードサイドのラーメン屋はなかなか評価されないけれど、たまにここのきつい味が恋しくなります。いつものようにおやじ味噌ラーメンをいただこうと思ったら、入り口に夏季限定メニューがいろいろとPRしてある。
 
そのなかに、冷やし味噌ラーメンもあった。山形県人はなんでも冷やすのが得意。にしてもついに味噌ラーメンまで。こうなるといつか豚骨ラーメンまで冷やすんじゃないのか。ラードが浮いてそう。
 
キュウリやワカメもトッピングされて、なかなかのお味。
 
「おくちに合いましたか?」
 
「はい。おいしかったです。」
 
リップサービスというわけではありません。
 
PART3「三日月軒高砂店」につづく
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うまい店ピンポイント 2017夏休みラーメンマラソンPART1

2017-07-26 | 食・レシピ

2017年春休み篇最終回はこちら

さあ夏休みだラーメンだ。そのために検診は初日に受けました。マジで、ラーメンだけのために。ダイエットはひと休み。おーし食いまくってやるぜ。

ということでラーメンマラソンと銘打ちながらも最初は海鮮どんやとびしま。年に一回、検診の日に速攻で向かうのが恒例。でも、でもメニューに楽しみにしていた中トロ丼がない。なぜだあああああ

ま、刺身盛り合わせライスセットもおいしいんですけどね。海を見ながら新鮮なお刺身とアラ汁をいただく。腹の中で魚とバリウムが絶妙に絡み合っております。

そして本日は馬場。学区です。基本です。にく中華890円。少しお高いけれどもとてもおいしい。常連は煮干し中華をオーダーすることが多いみたい。でもわたしはこっちだな。癒庵(待ってろよ)と同様に近所のヘリコプター防除隊のみなさまといっしょになるとは……

あれぇ?Chromeのせいだかパソコンのせいだかメールアプリのせいだかわかんないけど、なんで画像の回転ができないの?しかも切り取りもできない。うううう。

PART2「哲」につづく

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「いまさら翼といわれても」 米澤穂信著 角川書店

2017-07-25 | ミステリ

学校事務職員の楽しみのひとつに、(怒られそうだけれども)勤務校の図書館に、わりと自分の好きな本を入れることがカウントできます。正確に言うと、そういうことを許す図書主任や司書教諭、そして司書がいることが前提ですが。

わたしは常にそういう恵まれたスタッフといっしょに仕事をしてきたので、転勤のたびに伊坂幸太郎小野不由美の著作を徹底してリコメンドしてきた。わたしが中学生のときに出会いたかった作家だもの。「事務職員からのこの1冊」です。

米澤穂信もそのひとり。古典部シリーズと小市民シリーズこそ、小説を読むということの入り口として最適。デビュー作「氷菓」に始まる古典部シリーズは、

「愚者のエンドロール」

「クドリャフカの順番」

「遠まわりする雛」

「ふたりの距離の概算」

と続いて、版元によればついに売り上げ200万部突破とか。ひえー。小説が売れないってどこの国の話だよ。

ということで、去年転勤してきた本校の図書館には……あ、小市民シリーズはあるけど古典部はないぞ。ということで司書に直接リクエストした。

「絶対に面白いから」

去年、「蜜蜂と遠雷」をすすめたためにある程度の信頼はあるようで、ちゃーんと全巻購入してくれました。そして司書本人がこのシリーズに耽溺している(笑)。え、今度は佐藤正午を入れてくれるんですかっ!

わたしも、最新作「いまさら翼といわれても」だけは読んでいなかったので、貸出前に読ませてもらいました。役得役得。

やる気のないヒーローである折木奉太郎と、無意識過剰なヒロイン、千反田えるの関係は相変わらず微妙。しかしタイトル作である「いまさら翼といわれても」のラストで……そう来たかあ!

かくしてまたも最新作を首を長くして待つことになる。タイトルにこめられた意味は重い。ちょっと感動しちゃいました。早く新作を!もう転勤はしないから米澤の本は全部うちの図書館に入れるんでっ!

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明細書を見ろ! 2017年7月号 新機種登場。

2017-07-24 | 明細書を見ろ!(事務だより)

2017年6月期末勤勉手当号「空白の一日」はこちら

もうお気づきのことと思いますが、印刷室で新しいコピー機がおすまししています。リース契約更新のたびに近ごろは

・R社(イケイケの経営方針が裏目に出て青息吐息)から

・KM社(前身は阿川泰子のCMでおなじみのM田工業。来月酒田で公演されるこまつ座の「イヌの仇討ち」に出演しているM田和代のお父さんが元社長で、放漫経営でつぶしてしまい、K社に吸収されました)に移り、そして今回から

・C社(正式な社名はこうです。ヤは小文字ではありません)へと変遷。商品名は

「Image RUNNER ADVANCE 6565」

です。よろしく。製品番号末尾の65は、一分間に排出される枚数を示しています。これまでよりもだいぶ速い。

というか、実は本校だけはこれまで、他の学校と違うコピー機を使っていたのを知っていましたか。4年前の更新時に、他の学校に入った高速機をキャンセルし、中速でもいいから2台置いてもらうという選択をしたようです。わたしも赴任したときに

「なんでこの学校には事務室にもコピー機があるんだっ!うれしいぞ」

と驚いたものでした。

だからスピードの違いをいちばん感じることができるのはうちの学校のはず。両面コピーをとるとき、「ワンパス」という両面同時に原稿を読み取る機能にも驚くかも。原稿を送るときに上と下の両方に読み取る面があるので、もういちいち

「ごにょ~」

と元に戻ったりすることはありません。他にも

・色つき原稿をスキャンして、そのままカラーデータとしてPDFやPOWER POINT形式で保存できる。

・立ち上がりが速い。

・手差し印刷にフリーサイズが設定され、どんなサイズにも対応できる。

・画質がいい。特にUSBをつっこんでPDFをそのままプリントアウトするとびっくり。

……などのメリットがあります。まあものごとにはなんでも裏はあるもので

・手差し印刷のときの、原稿の向きが今までと逆

など、きっとみなさんがいらついてしまうことも多々あるでしょう。紙がジャムったときに、どこに引っかかっているか見つけ出すという、これまでのスキルを放棄しなければならないことも。

だからといってこの機械に当たるのはやめてくださいね。正直にいいます。この機械、定価は

2,800,000円(税別)

なのです。きっと値段に見合って気位も高そうだし、なにより事務室のコピー機を犠牲にして導入されたという事実をお忘れなく(泣)。

画像は「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊Dead Men Tell No Tales
エンドタイトルはちゃんと最後まで観なくてはダメ。さっぱり気づかなかったけれども、誰でも知っている超大物ミュージシャン(ヒント:左利きです)が特別出演しているのが判明。

ま、ストーンズのキース・リチャーズがジョニデの父親というとんでもない設定のシリーズだからなんでもあり。にしてもびっくりしたなあ。

2017年8月号PART1「印刷室の彼女」につづく

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