これまた一月ほど前ですが、
映画『恋とニュースの作り方』を見ました。
ラブコメ、というかラブなんてほとんどないので、
テレビ業界を舞台にしたコメディって感じの映画なんだが、
面白かったな。
アメリカのショーモノってたぶん、こういう余裕のかっこよさってあって、
最高に力が入ったシリアスな演技ができるような役者達が
ちょっとフワっと力を抜いて、ラクに、でも味わい深い、そして
ちょっとコミカルな演技をするっていうのが、粋なんだよな。
この映画のダイアン・キートンやハリソン・フォードは
まさにそんな感じ。主演の女の子も、イマイチ可愛くないが、
大御所に挟まれつつ、いい余裕の演技で、まるで昔のムー大陸の頃の岸本加代子を見るようだ。
しかもストーリーも他愛ないとはいえ、
テレビという楽屋のネタバラシのワサビがいいぐあいに
ピリっと効いていて。
ほんと、小粋なピアノトリオを聴きながら、旨いカクテルを一杯飲んでいるような、
質の高いリラックス感のある映画で、期待度ゼロだっただけに、驚きました。
いい映画です。
原題の「Morinng Glory」はダブルミーニングが効いていていいいなぁ。
邦題はちょっと宣伝部のやりたい放題って感じで気に入りません!
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