ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
私的メールマガジン「ほぼ週刊イケヤ新聞」のブログ版です。

日本の夏、餃子の夏のフィナーレは、パラダイス山元さんの「蔓餃苑」だったのだ。

2009年09月05日 22時30分01秒 | 一食入魂&つけ麺ジャンキーズ
なぜか、この夏、我が家で勃発したが、餃子を巡る旅である。

新宿、高田馬場、荻窪、立川、浜松など、餃子を巡る魂の彷徨が、この夏のテーマだったのだが、ついに、ついに、私たちは、かの会員制餃子屋、パラダイス山元さんの蔓餃苑に到達したのでした。

蔓餃苑は、なんといっても、お金では買えません。
いや、お代はお支払いするんですが、そういう意味ではなく、この店は滅多にあきません。
年に二度ぐらい、一度開くと5日ぐらいかな、印象としては。
つまり年に10日~20日ぐらいじゃないだろうか。
しかも、会員制とはいえ、会員の中でも早い者勝ちでの予約となる。
しかも、開苑するのは、いきなり夜中だったりします。

先週から散発的に開苑していたので、
これはきょうあたりもあるかも、といっていたのが昨日。
ただ、昨日は夕方に長いミーティングがあり、大概は午後三時とか四時ぐらいに告知され、
十分程度で予約満杯という事が多いので、
ほぼあきらめていた。
ところが、昨日に限り、告知があったのが晩ご飯後の20時30分ごろ、
オレが気がついたのは20時50分頃、開始予定は21時20分と急であったが、
晩飯後、しかも急、ということで早い物勝ちを制し予約をGET。
すでに夕食を食べた妻に電話し、速攻でかけつけた。

オーダーしたのはゼナキング餃子、および海鮮餃子。
そしてわさび菜餃子のハーフとモツアン餃子である。
我ながらよく喰ったとは思うが、晩ご飯を爆食してきたと豪語する妻が
オレより食べたのには驚いた。

たぶん3年ぶりの蔓餃苑だが、パラダイス山元さんが手ずから作ってくれる餃子は、
まさに抜群であります。

ゼナキングは、薬膳な感じで、複雑で奥深い味。
最初は特製の大蒜醤油で食べていたんだが、複雑な味を消してしまう強さがあったので
途中からはあえて醤油なしで食べたけど、そのほうがこの味を堪能できる気がする。
海鮮餃子は通常の餃子に具に加えてエビ、ホタテなどがはいっており、より滋味深く食感も楽しい。
わさび菜餃子は、妻が大変気に入っていた。オレはもうおなかが苦しくて、よくわからなくなっていた。
そしてデザートが、甘い餃子、モッツアレラチーズと餡を包んだ餃子で、その上にきなこが山盛りにもられる。
これは、まったく餃子の概念をこえた、新しいデザートだけど、ちょっと薄めの皮の中で餡がとろけたチーズと渾然一体となっており、
本当に美味しい、素敵な餃子でした。

これで、しばらくは餃子行脚はとどめかな。

パラダイス山元さん、本当にありがとうございました。
実に、実に、美味しゅうございました。

「蔓餃苑」とは、こちらをご覧ください。
http://ammo.jp/weekly/pay/0303/pay030312.html

たぶん妻もブログに書いていると思います。
http://blog.goo.ne.jp/hibikeblog/


↑モツアン餃子


↑ゼナキング餃子


↑特製醤油、特製ラー油


↑次の組のお客様は、アイボ御一行様でした。中で待ってました。


餃子のスゝメ
パラダイス 山元
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