「寒いのう」
「うん。寒いね」
※注意:この夫婦の間では、「暑い」という言葉は禁句である。
「暑い」と言うと、罰金(=100円)を払うことになっている。
「今日は、娘が通う高校の野球の試合があったけぇ、見に行って来たで」
「寒い中、ご苦労じゃったね。で、試合の結果は?」
「もちろん、勝ったでぇ」
「ほうね。えかった。えかった。で、うちの娘は?」
「わしゃ、バックネット裏の屋根がある場所で観れたんじゃが、娘は日が当たる場所で演奏をしよったけん、暑かったじゃろうて」
「はい、「暑い」言うたね。罰金!」
「ええっ!? しまったぁ!! …はい、100円」
「試合が、しまなみ球場であったらえかったのにね」
「うちの娘は、夏の高校野球の応援、ブラスバンド、トランペット、この3つまでは合うとったのにのう」
「これにしまなみ球場が揃うとったら、そのまんま「てっぱん」のあかりちゃんになれとったのにね。残念!」
↓「てっぱん」のロケについては、こちら↓
「改めまして連テレ「てっぱん」尾道・しまなみ球場のロケの話題を」尾道jinnのブログ
「高校野球の試合を観に行ったのは、従兄のお兄ちゃんのとき以来じゃけん、40年ぶりくらいになるのう」
「そんなに観に行っとらんかったん?」
「テレビで観るくらいじゃったけんのう。ほうよ、グランド上で、選手が水(スポーツドリンク?)を飲んだり、タオルで顔を拭いたりするのは、初めて見たで」
「最近は、熱中症が心配じゃけんね」
「そういや、娘の応援席にも、「ご自由にお飲みください」いうて、冷水器が置いてあったのう。いつごろから、熱中症、熱中症いうて言うようになったんかいのう?」
「うーん、いつごろからじゃったかいね…?」
「わしが学生のころは、スポーツの練習中は水を飲んじゃいけん、いうて言われよったんで。レモンを輪切りにしたのをハチミツに浸して、それを食べよったもんじゃがのう」
「うわ! 聞きよるだけで、口の中がすっぱくなってきた」
「すまん。言いよるわしも、すっぽうなってきた」
「熱中症いうたら、開幕初日(7月9日)から没収試合があったよね」
「広工大(=広島工業大学)高校と井口(いのくち)高校の試合じゃったの」
「ほうじゃね」
「延長13回が終わった時点で、7対7の同点じゃったんよ。ところが、それまでに、広工大高校の選手10人、井口高校の選手4人が熱中症になってしもうたんじゃ。結局、広工大高校の選手が8人になってしもうて、14回表の守備につくことができんかったというわけなんよ」
「なんで、こういうことになってしもうたんかいね?」
全国高校野球選手権広島大会が開幕した9日に、熱中症の選手が続出して没収試合となった広島工大高―井口高は、両校の試合前の調整に大きな違いがあったことが13日、分かった。
マツダスタジアム(広島市南区)であった開会式後の第2試合は午後2時46分開始。
終盤までに得点を奪い合い、広島工大高10人、井口高4人がけいれんや発熱、吐き気など熱中症を発症した。
両校の監督や選手によると、この日は午前7~8時に学校に集合し、同10時から約1時間、開会式に臨んだ。
広島工大高は南区の広島工高グラウンドへ移動。
約1時間、ノックなどをこなし、午後1時前、球場へ戻るバスで弁当を食べた。
一方の井口高はTシャツに着替え、球場の日陰でリラックス。
正午までに弁当を食べ、午後1時前から1時間弱、球場周りで柔軟体操などをしたという。
飲料やバナナなどベンチに持ち込んだ品に大差はなかった。
ただ一塁側の広島工大高は「無風だった」が、三塁側の井口高は「風通しはよかった」という。
前日に梅雨明けした広島市内は午後2時前に32・3度を記録。
連戦を避けるため、大会の開幕が年々早まっている影響で、広島工大高は2日前、井口高は4日前に期末試験が終わったばかりだった。
広島県医師会の堀江正憲理事は「大事に至らなくてよかったが、試合直前の昼食の時機や汗の量が体調に影響した可能性はある。朝食や睡眠、ベンチの通風なども大事で、詳しく検証する必要があるだろう」と指摘する。
「没収試合・工大高に複雑背景」中国新聞 2011年7月14日
「ふーん、調整の違いか…」
「広工大高校は、開会式の後に練習をして、試合の始まる2時間前にバスで弁当を食べた。井口高校は3時間前までに弁当を食べて、Tシャツに着替えて、日陰でリラックスしとったんじゃの」
「それにしても、ベンチに吹いてくる風まではどうしようもできんよねぇ」
「せっかくマツダスタジアムで試合ができたのに、こんな結果じゃ情けないじゃろうのう」
「今日は、夏の高校野球 広島県予選と熱中症について話をさせてもらいました。そういや、今日は今年初めての猛暑日いうて言よったね」
「猛暑日いうたら、最高気温が35℃以上の日のことじゃのう」
「これからも熱中症には気をつけんといけんね」
「その前に、台風6号が来るで」
「ほんまじゃ。こっちも気をつけんといけんね」
「ほいじゃあ、またの」
「うん。寒いね」
※注意:この夫婦の間では、「暑い」という言葉は禁句である。
「暑い」と言うと、罰金(=100円)を払うことになっている。
「今日は、娘が通う高校の野球の試合があったけぇ、見に行って来たで」
「寒い中、ご苦労じゃったね。で、試合の結果は?」
「もちろん、勝ったでぇ」
「ほうね。えかった。えかった。で、うちの娘は?」
「わしゃ、バックネット裏の屋根がある場所で観れたんじゃが、娘は日が当たる場所で演奏をしよったけん、暑かったじゃろうて」
「はい、「暑い」言うたね。罰金!」
「ええっ!? しまったぁ!! …はい、100円」
「試合が、しまなみ球場であったらえかったのにね」
「うちの娘は、夏の高校野球の応援、ブラスバンド、トランペット、この3つまでは合うとったのにのう」
「これにしまなみ球場が揃うとったら、そのまんま「てっぱん」のあかりちゃんになれとったのにね。残念!」
↓「てっぱん」のロケについては、こちら↓
「改めまして連テレ「てっぱん」尾道・しまなみ球場のロケの話題を」尾道jinnのブログ
「高校野球の試合を観に行ったのは、従兄のお兄ちゃんのとき以来じゃけん、40年ぶりくらいになるのう」
「そんなに観に行っとらんかったん?」
「テレビで観るくらいじゃったけんのう。ほうよ、グランド上で、選手が水(スポーツドリンク?)を飲んだり、タオルで顔を拭いたりするのは、初めて見たで」
「最近は、熱中症が心配じゃけんね」
「そういや、娘の応援席にも、「ご自由にお飲みください」いうて、冷水器が置いてあったのう。いつごろから、熱中症、熱中症いうて言うようになったんかいのう?」
「うーん、いつごろからじゃったかいね…?」
「わしが学生のころは、スポーツの練習中は水を飲んじゃいけん、いうて言われよったんで。レモンを輪切りにしたのをハチミツに浸して、それを食べよったもんじゃがのう」
「うわ! 聞きよるだけで、口の中がすっぱくなってきた」
「すまん。言いよるわしも、すっぽうなってきた」
「熱中症いうたら、開幕初日(7月9日)から没収試合があったよね」
「広工大(=広島工業大学)高校と井口(いのくち)高校の試合じゃったの」
「ほうじゃね」
「延長13回が終わった時点で、7対7の同点じゃったんよ。ところが、それまでに、広工大高校の選手10人、井口高校の選手4人が熱中症になってしもうたんじゃ。結局、広工大高校の選手が8人になってしもうて、14回表の守備につくことができんかったというわけなんよ」
「なんで、こういうことになってしもうたんかいね?」
全国高校野球選手権広島大会が開幕した9日に、熱中症の選手が続出して没収試合となった広島工大高―井口高は、両校の試合前の調整に大きな違いがあったことが13日、分かった。
マツダスタジアム(広島市南区)であった開会式後の第2試合は午後2時46分開始。
終盤までに得点を奪い合い、広島工大高10人、井口高4人がけいれんや発熱、吐き気など熱中症を発症した。
両校の監督や選手によると、この日は午前7~8時に学校に集合し、同10時から約1時間、開会式に臨んだ。
広島工大高は南区の広島工高グラウンドへ移動。
約1時間、ノックなどをこなし、午後1時前、球場へ戻るバスで弁当を食べた。
一方の井口高はTシャツに着替え、球場の日陰でリラックス。
正午までに弁当を食べ、午後1時前から1時間弱、球場周りで柔軟体操などをしたという。
飲料やバナナなどベンチに持ち込んだ品に大差はなかった。
ただ一塁側の広島工大高は「無風だった」が、三塁側の井口高は「風通しはよかった」という。
前日に梅雨明けした広島市内は午後2時前に32・3度を記録。
連戦を避けるため、大会の開幕が年々早まっている影響で、広島工大高は2日前、井口高は4日前に期末試験が終わったばかりだった。
広島県医師会の堀江正憲理事は「大事に至らなくてよかったが、試合直前の昼食の時機や汗の量が体調に影響した可能性はある。朝食や睡眠、ベンチの通風なども大事で、詳しく検証する必要があるだろう」と指摘する。
「没収試合・工大高に複雑背景」中国新聞 2011年7月14日
「ふーん、調整の違いか…」
「広工大高校は、開会式の後に練習をして、試合の始まる2時間前にバスで弁当を食べた。井口高校は3時間前までに弁当を食べて、Tシャツに着替えて、日陰でリラックスしとったんじゃの」
「それにしても、ベンチに吹いてくる風まではどうしようもできんよねぇ」
「せっかくマツダスタジアムで試合ができたのに、こんな結果じゃ情けないじゃろうのう」
「今日は、夏の高校野球 広島県予選と熱中症について話をさせてもらいました。そういや、今日は今年初めての猛暑日いうて言よったね」
「猛暑日いうたら、最高気温が35℃以上の日のことじゃのう」
「これからも熱中症には気をつけんといけんね」
「その前に、台風6号が来るで」
「ほんまじゃ。こっちも気をつけんといけんね」
「ほいじゃあ、またの」
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