【問題】
今回のアジア大会から実施されたボクシング女子で、48~51キロ級(フライ級)の新本亜也(しんもと あや)が日本勢メダル第1号になりました。
新本が通っていた高校は、次のうちどこでしょうか?
1.県立江田島高校
2.広陵(こうりょう)高校
3.山陽高校
4.市立広島工業高校
【正解】
2.広陵高校
【解説】
今大会から採用されたボクシング女子で、48~51キロ級(フライ級)の新本亜也(23=クリエイティブジャパン)が歴史的な日本勢メダル第1号となった。
準々決勝でベトナム選手から2回に右ストレートでスタンディングを奪うなどポイント9-3の判定勝ち。
3位決定戦がなく、銅メダル以上が確定した。
「やりました。信じられない。自分でも鳥肌が立ってます」。
前日21日に初勝利した勢いをそのまま持ち込んだ。
大学を2年前に卒業後、牛丼チェーン店「すき家」でアルバイトしながら競技を続けている。
時給は1050円。
午後10時から一晩中働き、帰宅後に寝てから練習に励む。
「夜の方が時給がいいですから。アスリートとしてはダメなんですけど」と笑った。
12年ロンドン五輪では女子3階級が新規採用。
新本のフライ級もその1つだ。
「ここは自分の階級というプライドがある。今回1試合でも多く勝って、他の選手と差をつけたい」。
ファイター型らしい気合の入った顔を引き締めた。
(「新本が歴史的メダル/ボクシング」日刊スポーツ 2010年10月23日)
http://www.nikkansports.com/sports/news/p-sp-tp0-20101123-705533.html
今日は、「ボクシングとの出会い」「世界へ」「アジア大会の結果」について調べてみようかの。
1.ボクシングとの出会い
新本亜也は広島市安佐北区出身。
市立日浦中学時代は、陸上の中距離の選手じゃったそうな。
ボクシングを始めたのは、広陵高校に入学してから。
姉の友人で同校ボクシング部員の誘いもあり、「バンテージを巻いてみたくなった」。
入部を決めた。
3年間、ひたすら基礎練習の繰り返し。
辞めたいと思う時もあったし、「女なのに」などと冷やかす声も耳に入った。
でも「絶対に見返してやる」とリングに立つ姿を思い描き、五輪出場を心の支えにした。
初の実戦リングは2005(平成17)年3月、卒業式直後の全日本女子アマチュア選手権。
「うれしくて仕方がなかった」。
思いをぶつけ、フライ級でいきなり準優勝した。
平成国際大の4年間は同選手権で優勝1回、準優勝3回、着々と実績を残した。
(「はばたけ郷土勢 広州アジア大会2・新本亜也(広島県連盟)」中国新聞 2010年10月22日)
2.世界へ
2009(平成21)年、大学を卒業した後は広島に戻って、母校の広陵高校で練習されとるそうじゃ。
同年、アジア室内大会の日本代表に選ばれ、国際大会初出場を果たしたんじゃが…。
台湾選手に初戦で判定負け。
「力任せに打って出るスタイルでは勝てない」と知った。
足とカウンターを使う戦法を習得。
今年5月のアジア女子選手権では、同じ選手を予選で一蹴(いっしゅう)し、銅メダルを獲得した。
(「はばたけ郷土勢 広州アジア大会2・新本亜也(広島県連盟)」中国新聞 2010年10月22日)
2010(平成22)年9月に行なわれた、世界女子ボクシング選手権にも日本代表で出場されたんじゃが、初戦敗退。
とはいえ、対戦相手はその階級で優勝した強豪選手なんじゃそうな。
恩師である広陵高校の山本保義監督は、
「まだまだ課題は多い」と手厳しいが、「でもそれだけ伸びしろがある」と期待を懸ける。
(「はばたけ郷土勢 広州アジア大会2・新本亜也(広島県連盟)」中国新聞 2010年10月22日)
3.アジア大会の結果
アジア大会に向けて、
「お世話になった人たちに恩返しできるよう、できれば一番きれいな色のメダルを取りたい」
(「はばたけ郷土勢 広州アジア大会2・新本亜也(広島県連盟)」中国新聞 2010年10月22日)
ということじゃったが、結果は銅メダル。
それでも立派なもんじゃ!
ボクシングは24日、各階級の準決勝が行われ、男子フライ級の須佐勝明(自衛隊)と、今大会から採用された女子48~51キロ級の新本亜也(クリエイティブジャパン)はそれぞれフィリピン選手に判定で敗れ、銅メダルが確定した。
須佐は前回に続いての銅メダル。
(「須佐と新本が銅メダル=アジア大会・ボクシング」時事通信 2010年10月24日)
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2010112401105
アジア大会だけでなく、2012(平成24)年のロンドンオリンピックでも女子ボクシングが採用されるそうじゃ。
次は、オリンピック目指して、がんばってください。
新本選手は、JBC(日本ボクシングコミッション)の2010年アマチュア優秀選手賞に選ばれました。
おめでとうございます。
(青文字部分、2010年12月29日追加)
↓広陵高校については、こちら↓
広陵高の野球部員が、精神修養のために行ったことは何?
http://blog.goo.ne.jp/hiroshima-2/d/20100208
広陵高校が春のセンバツに出場するのは何度目?
http://blog.goo.ne.jp/hiroshima-2/d/20100131
↓アジア大会についての関連記事は、こちら↓
広州アジア大会、日本のセパタクロー男子の主将・寺本進の出身高校は?
http://blog.goo.ne.jp/hiroshima-2/d/20101121
今日は、「ボクシングとの出会い」「世界へ」「アジア大会の結果」について勉強をさせてもらいました。
今日もひとつ勉強になったでがんす。
ほいじゃあ、またの。
今回のアジア大会から実施されたボクシング女子で、48~51キロ級(フライ級)の新本亜也(しんもと あや)が日本勢メダル第1号になりました。
新本が通っていた高校は、次のうちどこでしょうか?
1.県立江田島高校
2.広陵(こうりょう)高校
3.山陽高校
4.市立広島工業高校
【正解】
2.広陵高校
【解説】
今大会から採用されたボクシング女子で、48~51キロ級(フライ級)の新本亜也(23=クリエイティブジャパン)が歴史的な日本勢メダル第1号となった。
準々決勝でベトナム選手から2回に右ストレートでスタンディングを奪うなどポイント9-3の判定勝ち。
3位決定戦がなく、銅メダル以上が確定した。
「やりました。信じられない。自分でも鳥肌が立ってます」。
前日21日に初勝利した勢いをそのまま持ち込んだ。
大学を2年前に卒業後、牛丼チェーン店「すき家」でアルバイトしながら競技を続けている。
時給は1050円。
午後10時から一晩中働き、帰宅後に寝てから練習に励む。
「夜の方が時給がいいですから。アスリートとしてはダメなんですけど」と笑った。
12年ロンドン五輪では女子3階級が新規採用。
新本のフライ級もその1つだ。
「ここは自分の階級というプライドがある。今回1試合でも多く勝って、他の選手と差をつけたい」。
ファイター型らしい気合の入った顔を引き締めた。
(「新本が歴史的メダル/ボクシング」日刊スポーツ 2010年10月23日)
http://www.nikkansports.com/sports/news/p-sp-tp0-20101123-705533.html
今日は、「ボクシングとの出会い」「世界へ」「アジア大会の結果」について調べてみようかの。
1.ボクシングとの出会い
新本亜也は広島市安佐北区出身。
市立日浦中学時代は、陸上の中距離の選手じゃったそうな。
ボクシングを始めたのは、広陵高校に入学してから。
姉の友人で同校ボクシング部員の誘いもあり、「バンテージを巻いてみたくなった」。
入部を決めた。
3年間、ひたすら基礎練習の繰り返し。
辞めたいと思う時もあったし、「女なのに」などと冷やかす声も耳に入った。
でも「絶対に見返してやる」とリングに立つ姿を思い描き、五輪出場を心の支えにした。
初の実戦リングは2005(平成17)年3月、卒業式直後の全日本女子アマチュア選手権。
「うれしくて仕方がなかった」。
思いをぶつけ、フライ級でいきなり準優勝した。
平成国際大の4年間は同選手権で優勝1回、準優勝3回、着々と実績を残した。
(「はばたけ郷土勢 広州アジア大会2・新本亜也(広島県連盟)」中国新聞 2010年10月22日)
2.世界へ
2009(平成21)年、大学を卒業した後は広島に戻って、母校の広陵高校で練習されとるそうじゃ。
同年、アジア室内大会の日本代表に選ばれ、国際大会初出場を果たしたんじゃが…。
台湾選手に初戦で判定負け。
「力任せに打って出るスタイルでは勝てない」と知った。
足とカウンターを使う戦法を習得。
今年5月のアジア女子選手権では、同じ選手を予選で一蹴(いっしゅう)し、銅メダルを獲得した。
(「はばたけ郷土勢 広州アジア大会2・新本亜也(広島県連盟)」中国新聞 2010年10月22日)
2010(平成22)年9月に行なわれた、世界女子ボクシング選手権にも日本代表で出場されたんじゃが、初戦敗退。
とはいえ、対戦相手はその階級で優勝した強豪選手なんじゃそうな。
恩師である広陵高校の山本保義監督は、
「まだまだ課題は多い」と手厳しいが、「でもそれだけ伸びしろがある」と期待を懸ける。
(「はばたけ郷土勢 広州アジア大会2・新本亜也(広島県連盟)」中国新聞 2010年10月22日)
3.アジア大会の結果
アジア大会に向けて、
「お世話になった人たちに恩返しできるよう、できれば一番きれいな色のメダルを取りたい」
(「はばたけ郷土勢 広州アジア大会2・新本亜也(広島県連盟)」中国新聞 2010年10月22日)
ということじゃったが、結果は銅メダル。
それでも立派なもんじゃ!
ボクシングは24日、各階級の準決勝が行われ、男子フライ級の須佐勝明(自衛隊)と、今大会から採用された女子48~51キロ級の新本亜也(クリエイティブジャパン)はそれぞれフィリピン選手に判定で敗れ、銅メダルが確定した。
須佐は前回に続いての銅メダル。
(「須佐と新本が銅メダル=アジア大会・ボクシング」時事通信 2010年10月24日)
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2010112401105
アジア大会だけでなく、2012(平成24)年のロンドンオリンピックでも女子ボクシングが採用されるそうじゃ。
次は、オリンピック目指して、がんばってください。
新本選手は、JBC(日本ボクシングコミッション)の2010年アマチュア優秀選手賞に選ばれました。
おめでとうございます。
(青文字部分、2010年12月29日追加)
↓広陵高校については、こちら↓
広陵高の野球部員が、精神修養のために行ったことは何?
http://blog.goo.ne.jp/hiroshima-2/d/20100208
広陵高校が春のセンバツに出場するのは何度目?
http://blog.goo.ne.jp/hiroshima-2/d/20100131
↓アジア大会についての関連記事は、こちら↓
広州アジア大会、日本のセパタクロー男子の主将・寺本進の出身高校は?
http://blog.goo.ne.jp/hiroshima-2/d/20101121
今日は、「ボクシングとの出会い」「世界へ」「アジア大会の結果」について勉強をさせてもらいました。
今日もひとつ勉強になったでがんす。
ほいじゃあ、またの。
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