通でがんす

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塔の岡【花見に行こうや2019】

2019年04月24日 | 季節の話題
安芸の宮島(その9)

2019年 春

満開








前回は、大元(おおもと)公園の桜を紹介した。

2019年春・安芸の宮島の桜もいよいよ最終回。

今回は、塔の岡(とうのおか)の桜を紹介していこう。







大元公園から宮島桟橋(東)へ向かって行く。

みやじマリン(宮島水族館)、厳島神社裏手(南側)を通って、塔の岡への階段を上る。



右手に国重要文化財の五重塔が見える。

この五重塔は応永(おうえい)14年(1407)に建てられ、高さは27.6メートル。

本尊の釈迦如来・普賢(ふげん)菩薩・文殊(もんじゅ)菩薩は、明治初期の神仏分離で大願寺(だいがんじ)へ移された。













左手に見えるのが、同じく国重要文化財の豊国神社(ほうこくじんじゃ)。

豊臣秀吉(とよとみ ひでよし)が建立を命じたが、秀吉の死により未完成のまま今に至る。

別名の千畳閣(せんじょうかく)は、857枚の畳が敷けるのでそう呼ばれるようになったそうじゃ。







ここから厳島神社の、客神社(まろうどじんじゃ)、鏡の池あたりを見ることができる。







大野瀬戸を渡る松大汽船。

…手前の小舟は?



調べてみたら、遊覧船のろかい船。

艪(ろ)と櫂(かい)で進む船なので、ろかい船。

その名のとおり、この船にエンジンはなく、人が漕(こ)いて動くんじゃの。



料金は大人が1000円で、遊覧時間は約20分ほど。

満潮時の大鳥居の下をくぐってくれるそうじゃ。



干潮時は大鳥居の下まで歩いて行くことができるので、運行できません。

悪しからず。





↓ろかい船については、こちら↓

宮島の遊覧船 お勧め ろかい舟 宮島 世界遺産 厳島神社





余談じゃが…。



今年の6月から、厳島神社大鳥居の修繕工事が行われる。

当初、工事期間は1年間とアナウンスされていたが、今の時点での終了予定は未定じゃそうな。





↓厳島神社大鳥居の修繕工事については、こちら↓

【嚴島神社大鳥居の工事が長期間行われます】人と神々が共に生きる島~宮島 宮島NEWS







塔の岡の南側にある塔之岡茶屋から、五重塔を見る。







宮島唯一の釣り鐘緋桜。





訪問日:2019年4月6日





【参考文献】

(『宮島本(改訂版)宮島検定テキスト』廿日市商工会議所 2008年8月)






今日は、塔の岡の桜について話をさせてもらいました。

安芸の宮島の桜は、今回で終わり。

次回は、広島市内にある縮景園(しゅっけいえん)の桜の予定じゃ。



ほいじゃあ、またの。

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