(中國新聞 2018年9月23日)
前日(9月22日)の対阪神戦は、先発・岡田投手が自己ワーストの9失点、チームは今季最多タイの13失点で、13対4。
ただ、ヤクルトが負けた(巨人 5 - 0 ヤクルト)ため、優勝へのマジックは一つ減って「2」。
この日、カープが勝って、他力ではあるがヤクルトが負ければ、広島カープのセ・リーグ3連覇、V9、そして27年ぶりの地元優勝が決まる!
この日は、カープ狂(ファン)の、わしの親父が亡くなったこともあって、できれば優勝を決めて欲しかった。
(中國新聞 2018年9月24日)
…が、そうは問屋が卸さんかった。
大瀬良投手がDeNAを8回1失点に抑え、代打・松山のサヨナラ打で、1対2でカープの勝ち。
が、ヤクルトも勝った(ヤクルト 2 - 0 中日)ので、優勝へのマジックは一つ減って「1」。
やっぱり人の力に頼っちゃいけん。
優勝は自分の手でつかみ取らにゃいけんよのう。
お楽しみは、この日の試合に取っておこうや!
(中國新聞 2018年9月25日)
…拙守に泣かされた先発・ジョンソン投手が6回5失点、対DeNA戦に7対5でカープが負けた。
ヤクルトは勝った(ヤクルト 6 - 1 中日)ので、優勝へのマジックは「1」のまま。
カープは優勝を目前にして足踏み状態が続くが、この日は亡くなった親父の葬儀があったこともあって、できればこの日に優勝を決めてほしかった…。
(中國新聞 2018年9月26日)
前日のカープは8回、8月・月間MVP受賞の中継ぎ・フランスア投手が2ランを浴びて、DeNA 5 - 3 カープ。
優勝を目前にして、カープ2連敗。
カープに打ち勝ち、目前での優勝を阻止したDeNAは、巨人を抑えて3位に。
ヤクルトは粘り勝った(ヤクルト 7 - 4 中日、延長10回)ので、優勝へのマジックは「1」のまま。
カープは、2位の対ヤクルト戦に勝って自力で優勝を決めろ! と、そういうことじゃの。
(中國新聞 2018年9月27日)
…というわけで、待ちに待った、広島カープのセ・リーグ3連覇、V9、そして27年ぶりの地元優勝が決まった!!
いや~、長かった。
…というか、昨日までがウソのような試合展開。
九里投手は気合いが入とったし、1回裏での5得点で、「今日はいけるぞ!」と確信。
今日(9月27日)は、広島カープの優勝を祝うようないい天気じゃった。
(中國新聞 2018年9月27日)
27年ぶりの地元優勝=今年、10周年を迎えたマツダスタジアムでの初優勝。
マツダスタジアムは、わが家(賃貸マンション)から、直線距離にして1キロメートルあまりの場所にある。
優勝を目前にしたマツダスタジアムには、今週の初めから試合前にはヘリコプターが飛ぶ。
新聞に掲載されたこの1枚も、ヘリコプターから撮影されたものじゃの。
優勝=優勝セール。
9月27日の中國新聞には、新聞広告、折込チラシがいろいろと入っとった。
その中でも目に留まったのが、youme(ゆめ)マートと、YOURS(ユアーズ)のチラシ。
(youmeマートのチラシ)
真ん中の女性が着ているのは、現行のユニフォーム(2009年~)。
向かって右側の男性が着ているのは、それよりひとつ前の、縦じまが入ったユニフォーム(2002年~08年)。
向かって左側の男の子(女の子?)が着ているのは、初優勝時(1975年)のユニフォーム。
…に見えるが、よくよく見ると、襟(えり)元は丸襟になっとる。
初優勝時の襟元は、Vネック。
襟元が丸襟なのは、それよりひとつ前の、1973~74年のユニフォームなんじゃの。
(YOURSのチラシ)
今はなき、懐かしの旧広島市民球場の画像が涙を誘う。
広島カープは、創設時からチームカラーが紺色で、球団旗や帽子は「H」じゃった。
そう、今年9月5日に引退宣言をした新井選手の後ろに掲げてあったのが、紺色の地に白色の「H」が染めてある球団旗。
1973年から、帽子のロゴは「H」から「C」に変わり、1975年、ジョー・ルーツが監督に就任した時から、チームカラーは、燃える闘志を表す「赤」に変わった。
今の「赤ヘル」は、ここから始まるんじゃの。
今では当たり前に赤い帽子をかぶとるが、当時、小学6年じゃったわしら広島カープファンの男子(だんし)にとっては、「赤」い帽子をかぶることには、ものすごい抵抗があったんじゃ。
今日は、セ・リーグ3連覇、V9、そして27年ぶりの地元優勝を決めた広島カープ、中國新聞の折込チラシについて話をさせてもらいました。
ほいじゃあ、またの。