通でがんす

いろんな広島を知って、ひろしま通になりましょう!
(旧ブログタイトル:通じゃのう)

廣島駅と呉駅ホーム~あのころの廣島・呉(その6)

2016年10月09日 | 広島の話題
『この世界の片隅に』

廣島と呉を中心に

廣島駅と呉駅ホーム






↓前回記事は、こちら↓

小春橋~あのころの廣島・呉(その5)







11月12日(土)から、

映画『この世界の片隅に』(監督・脚本:片渕須直)

が公開されます。





そこで、原作漫画と映画の

『この世界の片隅に』に出てくる、

当時の廣島と呉に関係する場所や出来事

ついて話をしてみたいと思います。





今回は、廣島駅と呉駅ホームじゃ。





↓映画『この世界の片隅に』については、こちら↓

映画「この世界の片隅に」公式サイト





↓漫画『この世界の片隅に』については、こちら↓

こうの 史代『この世界の片隅に(前編)』Amazon

こうの 史代『この世界の片隅に(後編)』Amazon





第2回「19年2月」で、

廣島に住むヒロイン・浦野(うらの)すずさんは、

呉(くれ)に住む北條周作(ほうじょう しゅうさく)さんのところに

嫁(とつ)いで(=嫁(よめ)に)いった。





表紙にも描かれとるように、

廣島から呉までは、呉線(くれせん)という鉄道で結ばれとって、

すずさんも、廣島駅から呉線に乗って呉まで行ったんじゃの。





広島駅の改札機からホームへは

今は地下通路か跨線橋を通って行くんじゃが、

当時は地下道しかなかったそうじゃ。







ということは、

あのころもこの地下道を通って…、







3番ホームまで行っとったんかの?







3番ホーム





「呉線は広島駅の5番線を使っていたんですが、

この時期には呉線が山陽本線の本線を兼ねていて、

呉線経由大阪方面行きの直通列車は3番線から出ていました」

(『このマンガがすごい!』編集部『「この世界の片隅に」公式アートブック』宝島社 2016年9月)








今の広島駅3番ホームに行ってみると、

確かに呉線になっとる。











なぜ分かるかというと、

呉線は2014年から、ラインカラーが「黄」に、

路線記号が「Y」になっとるからじゃ。







プラットホームは、何度かかさ上げされとる。






どれが昭和19年当時のものかは分からんが、

すずさんが廣島駅を利用した時のプラットホームは

どこかに残されとるはずじゃ。







この3番線から呉に向かって出発し…、







呉駅では1番線に到着する。





呉駅では今、改札口が駅舎の北側にあるんじゃが、

当時は西側にあったそうじゃ。





う~ん、こりゃ知らんかったのう。





訪問日:2016年10月8日





今日は、昭和19年2月、すずさんが嫁いで行ったころの

広島駅と呉駅について話をさせてもらいました。



ほいじゃあ、またの。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする