被爆70年目の灯ろう流し

2015年8月6日

原爆ドーム前

灯ろう流し







2015年8月6日。

アメリカが広島に原爆を落としてから

70年になる。





爆心地から約160メートルの距離にある、

今は原爆ドームと呼ばれる、

当時、広島県産業奨励館と呼ばれていたこの建物。





この建物の中に内におられた方は、

原子爆弾の爆発に伴う放射線被曝や熱線・爆風によって、

ほぼ全員が即死したと推定される。







毎年この日の夜、

原爆ドームの前を流れる元安川（もとやすがわ）では、

灯ろう流しが行われるんじゃ。





「ピースメッセージとうろう流し」

という名前がついたのがいつごろか、

わしゃよう知らん（＝詳しいことは分からない）。







川下の元安橋（もとやすばし）から見たところ。

川の中央には折り鶴灯ろうが7つ浮かんどる。







川上の相生橋（あいおいばし）から見たところ。

この相生橋は英語のT字形をしとって、

その珍しい形から、原爆投下の目標にされた橋でもあるんじゃの。







広島への原爆投下により、

1945年（昭和20年）末までに

約14万人の方が亡くなられたといわれとる。





広島で墓所を訪ねると、

命日が「昭和二十年八月六日」と刻まれているものを

よく見かける。







灯ろう流しを見物する人たち。

外国人の姿も多い。







原爆ドームの対岸では、

被爆者の証言をビデオで流していた。







今年は被爆70年ということもあって、

2つのニュース番組が広島から中継を行われとった。

こちらはNEWS23（TBS系列。RCC（中国放送））のチーム。







ほいで、こちらはNEWS ZERO（日本テレビ系列。広島テレビ）のチーム。





↓とうろう流しについては、こちら↓

8月6日とうろう流し





訪問日：2015年8月6日





今日は、毎年8月6日原爆ドーム前で行われる灯ろう流しについて話をさせてもらいました。

ほいじゃあ、またの。