第2583号 28.01.26(火)
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善く吏たる者は、徳を樹う。『韓非子』
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立派な官吏は、なにをおいても徳を立てる。414
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【コメント】官吏でなくても、多くの人は出来るだけ、徳を立てたいと願っていると思います。折角の人生を意義あらしめるべく生きたい筈だからです。
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『臥牛菅実秀』(第120回)
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奥羽鎮撫使の底心をさとった荘内藩は、ついに臨戦体制を固めることにふみきった。
中老松平権十郎(親懐)老公忠発の側用人山口三郎兵衛(将順)藩主忠篤の側用人菅秀三郎(実秀)郡代和田助弥(光観)同じく郡代山岸嘉右エ門(貞文)を軍事掛に任命し、松平甚三郎隊を清川口に、酒井兵部隊を大綱口に、石原倉右エ隊を吹浦口に派遣して藩境を固めさせた。
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軍事掛となった実秀は、家老職や諸役人を説得し、あるいは励まして、藩一体の結集力を盛りあげることに全力を傾けていた。一方、東北各藩の動静も佐幕に立つのか、政府軍につくのか、予断を許されぬ情勢にあったので、これに対応して緊密な連契体制を作りあげなければならかった。このころの実秀は、ほとんど家に帰るいとまもなく、八方をにらみつけて活躍していた。
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先の日曜日、NHK「新映像の世紀」が報道されました。過去、米ソの冷戦時代、核軍拡競争は拝見してきましたが、今回も拝見して地球上の人々の運命は、軍事大国の指導者に委ねられているのだと思うことでした。
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そういう折、日本の選択は、菅原兵治先生の説く「大和の國」の生き方がいいと思うことでした。決して争いを興すことなく、只管生き抜くことが大事だと思います。
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それにしても世の中、贅沢になり過ぎました。だから私は子供たちに『南洲翁遺訓』を教えているのです。
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善く吏たる者は、徳を樹う。『韓非子』
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立派な官吏は、なにをおいても徳を立てる。414
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【コメント】官吏でなくても、多くの人は出来るだけ、徳を立てたいと願っていると思います。折角の人生を意義あらしめるべく生きたい筈だからです。
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『臥牛菅実秀』(第120回)
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奥羽鎮撫使の底心をさとった荘内藩は、ついに臨戦体制を固めることにふみきった。
中老松平権十郎(親懐)老公忠発の側用人山口三郎兵衛(将順)藩主忠篤の側用人菅秀三郎(実秀)郡代和田助弥(光観)同じく郡代山岸嘉右エ門(貞文)を軍事掛に任命し、松平甚三郎隊を清川口に、酒井兵部隊を大綱口に、石原倉右エ隊を吹浦口に派遣して藩境を固めさせた。
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軍事掛となった実秀は、家老職や諸役人を説得し、あるいは励まして、藩一体の結集力を盛りあげることに全力を傾けていた。一方、東北各藩の動静も佐幕に立つのか、政府軍につくのか、予断を許されぬ情勢にあったので、これに対応して緊密な連契体制を作りあげなければならかった。このころの実秀は、ほとんど家に帰るいとまもなく、八方をにらみつけて活躍していた。
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先の日曜日、NHK「新映像の世紀」が報道されました。過去、米ソの冷戦時代、核軍拡競争は拝見してきましたが、今回も拝見して地球上の人々の運命は、軍事大国の指導者に委ねられているのだと思うことでした。
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そういう折、日本の選択は、菅原兵治先生の説く「大和の國」の生き方がいいと思うことでした。決して争いを興すことなく、只管生き抜くことが大事だと思います。
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それにしても世の中、贅沢になり過ぎました。だから私は子供たちに『南洲翁遺訓』を教えているのです。
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