味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

子路強を問ふ。子曰く、南方の強か、

2019-01-23 16:43:32 | ブログ
第3667号 31.0124(木)

子路強を問ふ。子曰く、南方の強か、北方の強か、抑々(そもそも)(なんぢ)の強か。寛柔以て教へ、無道に報ぜざるは、南方の強なり。君子之に居る。金革を衽とし、死するも厭はざるは、北方の強なり。『中庸』215

 孔子が顔淵の力行を讃嘆されるのを聞いて、平生勇気を自負している子路は「それならば、強いということはどういうことですか」と問いかけた。孔子はまず、「おまえの問うているのは、南方の強のことなのか、北方の強のことなのか、それともまたおまえの考えている強のことなのか。さて、普通の人にはひろい心やりのおだやかな態度で教えみちびくようにし、道にはずれた行いで立ちむかってくるものには、節度を守って報復することはしない。これが南方の強というものである。君子はこの強によって行なう。これに対して、戦闘を自分の任務とし、一身の死をも辞さないというのが、北方の強である。

 【コメント】戦闘があってはならないと思いますが、精神的には戦いはなければならないと思います。お隣の国・韓国とレーザー照射問題でもめていますが、毅然とした態度で望んだ方がいいと思います。

 今回も日本の国の飛行機が接近したとのいいがかりをつけてきましたが、無視していいでしょう。  
 私のブログでも書きましたが、ケントギルバート著『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』をお読みくださるようお勧め致します。

 今朝郵便ポストに荘内南洲会からの文書が入っていました。今年度荘内南洲会会員として登録した分を確定申告手続きをされたいとの案内でした。1前田先生親子、2大坪先生、3.山田先生、4、宇都先生、5、金野先生、6.中島先生、7.帖佐先生のぶんでした。先ほど各本人様へ郵便を出してきました。

 昨日はブログを一杯書いたのですが、途中でパソコン操作ミスで全部消えてしまいました。いろいろ原文を探したりしましたが、技術が乏しいため、復活することができませんでした。あしからずご了承賜りたいと存じます。

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『善の研究』第135回

 科学的に見た世界が最も客観的であって、この中には少しも我々の情意の要素を含んでおらぬように考えている。しかし学問といっても元は我々生存競争上実地の要求より起った者である、決して全然情意の要求を離れた見方ではない。特にエルザレムなどのいうように、科学的見方の根本義である外界に種々の作用をなす力があるという考えは、自分の意志より類推したものであると見做さねばならぬ。それ故に太古の万象を説明するのは凡て擬人的であった。今日の科学的説明はこれより発達したものである。

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