味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

人を治むる所以を知れば、

2019-03-13 09:23:42 | ブログ
第3708号 31.03.13(水)

人を治むる所以を知れば、則ち天下・国家を治むる所以を知る。『中庸』264

人を治める方法を知れば、天下や国家を治める方法を知るであろう。

一週間前にパソコンが脳梗塞を起こして起動しなくなりました。3月9日・土曜日に仲間の宇都伸一師範が御令息・総一さんを迎えに来た時、パソコンの異常を説明しました。パソコン技術超一流の技術を持っている宇都師範が修理をしまと言って持ち帰ってくださいました。修理不能であれば、新しいデスクトップに買い替えしなければと思っていましたが、昨日、修理が出来たといって持って来てくれました。

 約一週間ぶりにこうしてブログを書けるので大感謝です。ブログが途中で止まったので、荘内南洲会の先生方は高齢者の味園爺さんが、また、救急搬送されたのかと思った方もおられたのではないかと気をもんでいました。

 パソコンが使えずブログが書けない私は、両手両足をもぎ取られた感じでした。パソコンが使用できず、漢籍を毎日繙くことが出来なければ、私の人生は死んだも同然です。
 『南洲翁遺訓』と出会って、荘内南洲会の先生方を存じあげて私は生き返った感じです。『南洲翁遺訓』の教えが如何によくても、荘内南洲会の先生方のご人格と相反したら、学びへの心が躊躇する人も出てくるかも知れません。
 ところが、荘内南洲会の先生方は『南洲翁遺訓』の訓戒同様、見事なご人格・英邁な頭脳の方々ばかりだと思っています。ですから私は、周囲の人たちへそのことをお話しているのです。

 何がいいと言って『南洲翁遺訓』ほど素晴らしいものはありません。『南洲翁遺訓』と出会って半世紀、荘内南洲会の先生方を存じ上げ、交流して凡そ30年、私の人生は荘内南洲会の先生方の教えに基いているのです。

----------------
『善の研究』第166回

 ヘーゲルは何でも理性的なる者は実在であって、実在は必ず理性的なる者であるといった。この語は種々の反対をうけたにも拘わらず、見方によっては動かすべからざる真理である。宇宙の現象はいかに些細なる者であっても、決して偶然に起り前後に全く何らの関係をもたぬものはない。必ず起るべき理由を具して起るのである。我らはこれを偶然と見るのは単に知識の不足より来るのである。88

----------