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京都大学 本部構内


写真は、百周年時計台記念館。

百万遍にある京都大学の校舎には有名な時計台の他に、重文の清風荘や登録有形文化財の建築が9棟あります。

アクセス
市バスの百万遍の停留所で下車します。
百万遍の交差点を東大路通に沿って南下します。
その途中の右手に京都大学総合体育館があります。
約400m進んだ東一条通と交差点を左折します。
そこからさらに約200m進んだ左手に正門(登録有形文化財)があります。

個人でも構内を見学出来ますが、まいまい京都の
などに参加すると、建物の解説付きでまわれるのでいいです。

正門の正面奥に百周年時計台記念館があります。
内部には生協ショップや歴史展示室もあります。

時計台の裏側(北側)には茶色の法経学部本館。
西にまっすぐ進むと尊攘堂(登録有形文化財)。
埋蔵文化財調査資料を保存展示しています。

そこから北に向かうと文学部陳列館(登録有形文化財)。
白い建物に緑色の銅の意匠がきれいな洋館形式ですが、屋根は和瓦です。
そして東に進んで茶色の文学部校舎。

さらに東の総合研究9号館の玄関ポーチと道を挟んで向かい側の総合研究14号館(旧土木工学教室本館)。
共に赤レンガがきれいです。

さらに東の総合研究15号館(旧建築学教室本館)は武田吾一の設計です。

北門から出て今出川通を渡り、北部構内へ。
農学部正門(登録有形文化財)から入ります。
まっすぐに進んだ左手に旧演習林事務室(登録有形文化財)があります。
木調で西洋の別荘のようです。
また今出川通を東に進み、白川疎水を渡った北側には人文科学研究所東アジア人文情報学研究センター(登録有形文化財)があります。
スパニッシュ様式の建築が目を引きます。

時計台に戻り、南部へ。
時計台手前の左手に旧石油化学教室本館があります。
最初の建築部分、1階の増築部分と2階の増築部分があります。
これらの境目が明治までは木造、レンガや石を加工したものが主な素材である一方、大正に入るとコンクリートが登場しバルコニーが造られるようになったり、
型に流し込んでいろいろな形が容易に作れるようになったので、意匠が細かくなったりしている点で分かります。

旧石油化学教室本館の左隣には京大保健管理センター、裏には留学生ラウンジ「きづな」があり、いずれも赤レンガがきれいです。

正門を出て東大路通から東一条通の左手にある白川道を進み、医学部構内へ。
医学部内は学問の性質上、施設を新しくしがちなので古い建築は残りにくいです。
構内を南北に貫く道の中央よりやや南に基礎医学記念講堂・医学部資料館 があります。
明治35年(1902年)に解剖学教室講堂として竣工された木造平屋建ての建築で、緑の外壁がきれいです。
南門から出て、近衛通をまっすぐに東へ。

東大路通を越えて約60m進んだ左手に楽友会館があります。
ここから吉田南構内になります。
以前は近衛latinとしてレストランをされていましたが、コロナ禍で閉店になりました。
この北側に吉田寮がありますが、学生さんが住んでおられるので個人で入るのは止めておいた方がいいです。
まいまい京都のツアーでは許可を得て入りましたが、なかなかボロボロです。
このさらに北は旧三高があった場所になります。

北側の門から出ると東一条通に出て、時計台の前の正門に戻ってきます。


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