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2020 11/1の拝観報告(まいまい京都 京大・南編 まるで近代建築の見本市! 建築家とめぐる京大キャンパス)


写真は、旧石油化学教室本館。

日曜日です。
この日は朝からまいまい京都。
今年3月の京大・北編に続いて京大・南編です。

9:00に時計台前に集合。
時計台手前左手の旧石油化学教室本館→時計台に戻り→東大路通に出て→医学部キャンパスへ→解剖学本館→解剖学教室→近衛通→吉田寮外観→吉田南エリア(旧三高)→解散でした。

旧石油化学教室本館では、最初の建築部分、1階の増築部分と2階の増築部分があり、ぞれぞれの建築時期の違いが外観に表れているのが解説で分かるのが楽しかったです。
簡単に要約すると、明治までは木造、レンガや石を加工したものが主な素材で、大正に入るとコンクリートが登場する。
コンクリートの登場で、今までは耐久性上不可能だったバルコニーが造られるようになったり、型に流し込んでいろいろな形が容易に作れるようになったので、意匠が細かくなったりするというのが1つの見分ける目安みたいです。

また京都は南北に傾斜しているので、東西に建築が伸びるのはいいのですが、南北に長くなった場合、北端と南端でかなりの高低差が出来ます。
これをどう消化させるのかの工夫も興味深かったです。
まずは外周に空堀を掘ります。
次に1階のグラウンドレベルを北端にした場合、南端は地下、半地下になります。しかしその場合、空堀をしっかり掘っておくと採光や湿気の溜まりにくい地下室になります。
また1階のグラウンドレベルを南端にした場合、北端の方は2階ぐらいの高さになります。この大きなスペースに電気系統、水系統や空調系統などの裏方設備を集めてしまうなどの工夫をしているんですね。

何気に見ている建物も、裏事情が分かるのは面白いですね。

そして今回、明治34年築の解剖学教室に行ったら、既に解体され更地になっており、先生茫然。
医学部は新しい設備にしたがるので、しょうがないのでしょうか。

楽友会館にも行きましたが、通常はレストラン経営で開いているのですが、この日は日曜日でお休みになっていて中には入れませんでした。
また個人的に土曜日などに行ってみようと思いました。

最後は吉田寮。
いろいろ問題を抱えている施設ですが、今は新型コロナの影響もあり内部は見学出来ず。
しかしボロボロですね。
ぼくの大学にも木造で同じぐらいボロボロの寮がありましたが、僕が5年生の時に漏電で焼失しちゃったのを思い出しました。
同級生を訪ねてよく遊びに行ったのですが。

今回のツアーで気づいたのは、「やっぱり僕は建築物が好きなようです」ねw

11:30頃に終了し、帰宅しました。

コメント ( 1 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
11/21同行予定の方へ (amadeus)
2020-11-17 06:22:22
読者のみなさんには関係ないことですが。

11/21同行予定の方、メールを数回送っていますがお返事がないです。
もしかしたらフィルターがかかっているのでしょうか。

別の連絡方法を教えてください。
 
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