京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
京都観光では最も詳しいです!
Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
2015(平成27)年 春季京都非公開文化財特別公開の速報
写真は、本圀寺の表門
さて昨日くろさまより、春の非公開文化財が公表されているとの情報を頂きました。
基本的な公開期間は、4/29(祝)~5/10(日)です。
さて個々の細かい評価は今後の分析に委ねるとして、今回は速報と感想だけ。
分類の解説
頻度の分類
A:普段から拝観しており、寺宝の特別公開
B:1年で3回以上、特別拝観があるところ
C:1年に2回は定期的な特別拝観があるところ(主に春と秋)
D:1年に1回は定期的な特別拝観があるところ
E:数年単位でしか特別拝観がないところ
拝観エリアの分類
1:通常拝観と同じ
2:通常拝観では入れない一角が公開される
3:普段は全く拝観謝絶
C-2 上賀茂神社
D-3 大徳寺 本坊、法堂
A-2 廬山寺
A-1 下鴨神社
C-2 檀王法林寺
C-3 金戒光明寺 山門
E-2 知恩院 大方丈、小方丈、方丈庭園
B-3 東福寺 三門
A-2 毘沙門堂
E-3 当麻寺
A-2 本圀寺
E-3 西念寺
B-3 東寺 五重塔
E-2 仁和寺 金堂、経蔵
E-3 仁和寺 遼廓亭、飛濤亭
D-3 妙心寺 三門
E-2 伏見稲荷大社 御茶屋、荷田春満旧宅
A-1 城南宮
A-2 石清水八幡宮
感想
まず今回珍しいのは当麻寺でしょうか。
しかしここも一昨年に独自公開されているので、弱冠の2番煎じ感はあります。
廬山寺の元三大師堂は2012秋以来です。
檀王法林寺はほぼ寺宝系です。
毘沙門堂も通常非公開の霊殿が公開ですが、春と秋は公開しています。
本圀寺も通常公開していますが、経蔵だけは珍しいです。
西念寺は2013年秋以来です。完全にB系です。
仁和寺の遼廓亭と飛濤亭は、5名以上で予約すれば拝観可能ですが、一般的には5名集まるのは難しいでしょう。
伏見稲荷の荷田春満旧宅と御茶屋も久しぶりな感じです。
レアっぽいのはこの辺りでしょうか。
個人的にはすべて既訪なので、1つだけでも未訪問があればうれしかったです。
現在(2015/4/14)、
2015(平成27年)春季京都非公開文化財特別公開の分析
を掲載中です。
特別拝観・予約拝観の索引へ
「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 6 ) | Trackback ( )
« 京都府公館 庭園 | 妙顕寺 十乗院 » |
が、既に先月の内に塒は確保済み。
このラインナップですと、私の場合山科エリア(完全未訪エリア)と仁和寺がメインですね。ご朱印を頂いていない既訪箇所も多いので、ゆっくり考えます。
ここには書かれていない事ですが、東寺に実際に問い合わせてみたら観智院が今現在屋根の修復工事が行っていて今年の春季・秋季の特別公開が行えないので代わりに小子房(京の冬の旅で数年に一回程度公開される)を春季・秋季に特別公開をするとのことです。
アマデウスさんもこの件は多分ご存じだろうと思われますが滅多に公開されないので是非行ってみてはいかがでしょうか。
それに秋は風信帖がでるようですね。
また何かありましたら、教えて下さい。
飛天と迦陵頻伽の特別御朱印というのをされるそうです。
限定朱印ですが
「迦陵頻伽」黄緑、青
「飛天」 紫、ピンク
書置きのみ 各2種で1枚500円。
色の違いは白地に漉き込んだ色なので
ぱっと見はわかりません。
それ以外に毘沙門堂の朱印帳に書かれた
見開きの物が朱印帳込みで2500円でした。
ご本尊以外に、龍神と主夜神と招き猫だったかな?失念
以前からあるのか今回だけなのかは知りません。
御朱印の種類を増やすのが最近の流行りなんでしょうか。
ちなみに西念寺では説法印の阿弥陀と涅槃図の写真が入ったポストカードが4種類ずつありました。