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東福寺18 正覚庵(東山南部散策18)
写真は、紅葉の本堂前庭
正覚庵(しょうがくあん)は通常は非公開ですが、11/23の“筆供養”の際は境内に公に入れます。
階段を登って表門をくぐります。
正面に玄関があり、この右手に筆塚と書いた石碑があります。
右手の広場の奥に威徳堂があります。
ここで筆供養が14:00から行われます。
玄関に突き当たって右手に進みます。
すると左手に中門があり、この奥が書院の前庭です。
飛び石に石組、地面は一面の苔、そして庭園の背後は紅葉です。
中門をくぐらずに行き過ぎた左手に、この書院前庭の背後にある石畳の参道に至ります。
この参道を進み丘陵の階段を登ります。
これを登り切ると本堂があります。
本堂の前庭は広く、苔ともみじがきれいです。
11/23はここでおそばやお茶が無料で振る舞われます。
本堂の裏側でお茶席が行われています。
10:00~で、懐紙や菓子切りなどは不要。
当日その場で参加出来、費用は500円です。
本堂裏の玄関から入り、正面のお部屋が待合です。
玄関右手の廊下から、さらに本堂奥のお部屋に入ります。
内部は10畳+10畳の広間で、天井が折上格天井でした。
第1席のお茶席は7名でしたので気遣いなく楽しいもので、30分で終わりました。
境内は大まかにこんな感じですが、筆供養自体は見ていません。
11/23は毎年紅葉で忙しく、午後まで正覚庵に居たことがないためです。
2018年秋に「そうだ 京都、行こう」やJR東海ツアーズで、伽藍内部が公開されました。
玄関を入って左手に進むと、広い書院があります。
手前から12畳+12畳+15畳で、11/23は奥の15畳間で煎茶席が行われます。
書院の廊下を奥に進むと小さな枯山水の中庭があり、本堂への階段につながります。
階段の途中左手に、茶堂と書かれたお茶室があります。
内部は6畳+細い2畳の茶室と水屋がありました。
階段を登ると正面に本堂があります。
本堂は白洲次郎の父で明治の貿易商、白洲文平の邸宅である白洲屋敷を移築したものだそうです。
8畳間が3つ横に並び、中央奥が内陣になっています。
右手奥にも8畳間があり、こちらが11/23の本堂裏でのお茶席の待合になっていました。
コメント ( 1 ) | Trackback ( )
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門前の案内では、3/28~3/30 染展とありました。中に入れる可能性が高いと思われます。