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2015 10/9の拝観報告5 最終(等持院 寺宝展)


写真は、表門

大覚寺を11:20頃に出て、一条通を西へ。
仁和寺を越えて、転法輪寺に寄ってみました。
こちらも10/12まで浄土宗特別大公開でした。
しかし本堂の前まで行くと「今不在です。13:00~再開します」との張り紙が。
いや別に過去2回来ており、この日も思いつきで立ち寄っただけなんでいいんですが、万一遠方の方ならショックだろうなと思いました(笑)。
初回版に書いてあったように、転法輪寺さんは法要などもあるので、向かう前に連絡した方がいいですね。

そしてきぬかけの道を龍安寺に向かう手前で側道へ。
11:40にやって来たのが、等持院です。
この日から10/12まで寺宝展でした。
拝観料も100円アップの600円でした。
それと由緒書きがリニューアルされ、さらにヤル気のある感じになっていました。

方丈の室中の両脇のお部屋に寺宝が展示されています。
手前には足利家関係の書がメインです。
重文の等持寺古絵図。
尊氏、直義(尊氏弟)、義持、義教、義尚などの書簡。
伝長谷川等伯の豊臣秀吉像。
映画スター尾上松之助の鎧などです。

室中の奥の間には、主に江戸時代の風俗を描いた屏風が展示されていました。

そして時間の許す限り庭園を眺めていました。

12:10頃に等持院を出て、途中で昼食を摂り、午後からの仕事へと向かいました。

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2015 10/9の拝観報告4(大覚寺 寺宝展)


写真は、勅封心経殿と霊明殿(左)

直指庵を出て大覚寺へ。
10:25頃に到着。

大覚寺は寺宝展がこの日からでした。
大覚寺の拝観料500円は、京都嵯峨芸術大学の生涯学習講座の登録証があると免除になるので非常に入りやすいです。
しかも2016年3月末で有効期限が切れますが、1000円で3年更新出来ます。
細見美術館も無料になるので、絶対に更新しようと思っています。
ただまだ細見美術館には1回も行っていませんが(笑)。
いつでも行けると思うと行かないものです。

まずは境内をサラッとみていると、御影堂の裏にある勅封心経殿。
中には嵯峨天皇などが書写された勅封心経と薬師如来像がお祀りしてあるのですが、当然通常は閉まっています。
しかし嵯峨天皇が書写されて1200年目にあたる平成30年に、開扉法要をされるそうです。
3年後の大覚寺が熱いですね(笑)。

そして宝物館へ。
「中世大覚寺と密教芸術の至宝」です。
国宝が1点 後宇多天皇宸翰御手院遺告。
どうもそもそもは下書きらしいのですが、それでもきれいですね。

後宇多天皇像、大威徳明王像胎内納入品、狩野山楽の牡丹図と山水図など11点は重文です。

やはり京都大寺院の寺宝展は、重文はゴロゴロ、国宝もチラホラと平気で出てくるところがスゴイですよね。

そして個人的には、歴代天皇の連想が始まりました。
第91代後宇多天皇・・・90代亀山天皇(父)の次。
大覚寺統だな。
しかし亀山天皇といえば、南禅寺。
元寇があったのもこの頃。

そして第92代と第93代は、持明院統の伏見、後伏見天皇へ。
第94代で大覚寺統に戻って、後宇多天皇の子の後二条天皇。
第95代は再度持明院統に戻って、花園天皇。
花園天皇といえば、妙心寺。
そして第96代は、再び大覚寺統でアノ有名な後醍醐天皇です。

こんな関連がわかってくると、「後○○天皇」も同じじゃなくなってきます(笑)。

11:00には大覚寺を出ました。

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