▲<ムーチーの、米の粉販売コーナーです。>
今日、1月15日は、旧暦の12月8日です。
この日は、沖縄ではムーチー(餅)を作り、サンニン(月桃)のカーサ(葉)に包んで蒸した餅を食べます。
子供の年の数のムーチーをすだれ状に編んで、壁や柱に吊るす風習もあります。
鬼餅と言われ、元来は悪鬼悪霊の退散を祈る物忌み行事料理のひとつです。
保育園や幼稚園では、由来を絵本や童話にして、お話しをする郷土学習として取り組まれています。
旧暦の12月8日に作って、神棚や仏壇、かまどなどに供えて子供の成長や家族の健康を祈り、厄払いします。
▲<写真は、いずれも1月14日「フアーマーズいとまん」です。サンニンは、5~8枚セットで80円で売られていました。>
ムーチーの作り方は、もち米の粉に砂糖を混ぜ、水を加えてこね、しばらく寝かせて、こぶし大の大きさに分けて、サンニンの葉の裏にのせて、平たく長方形になるように包み蒸し器で蒸して食べます。
▲<写真は、紫芋のムーチーです。スーパーサンエーで3枚入り450円でした。蒸したてで温かった。>
サンニンの葉の香りが付いて独特の香りがするなつかしい食べ物です。
「ファーマーズいとまん」は、糸満市の埋め立て地の中にあり、地元農家の人が自分で値段を付け名前入りの値札を張って、各コーナに置く、生産者と購入者の直接販売マーケットです。県道331号線の新道「小禄バイパス」を使えば、空港から10分少しで行く事が出来ます。