『八重山桜まつりとタンカン狩りツアー』参加記②《今帰仁城跡》

2008年01月21日 00時05分53秒 | 沖縄現地情報

▲<裏門の「志慶真門(シンジマジョウ)」がある「志慶真門郭」。>
1月19日(土)、沖縄バス企画の北部観光ツアーに参加してきました。以下、当日のプログラムです。

8:00 那覇市高良バス停から乗車。那覇市内~浦添市の7か所で客を拾いながら一路「今帰仁城跡」へ。
①11:10~11:40「今帰仁城跡」。
②12:25~13:15 本部町「マリンピアザ・オキナワ」でランチバイキング。
③13:50~14:30「八重岳さくらの森公園」で寒緋桜を鑑賞。
④15:00~15:35「タンカン狩り」。
⑤16:00~16:25「ナゴ・パイナップルパーク」。
19:00 宇栄原バス停で降りる。参加費は、大人一人4280円でした。

ツアー参加記です。以降、5回の連載です。
本稿は、①「今帰仁城跡(なきじんぐすくあと)」です。
「今帰仁城跡」は、沖縄世界遺産最北端の城(グスク)です。沖縄本島北部本部町、半島北部の標高100mの山頂にあります。
面積は、1万7000坪あり首里城に次ぐ規模です。明確な年代や誰が築城したかは不明ですが、発掘調査で13世紀頃に城造りを始めた事が解っています。
今帰仁城の特徴は、野面積み(のずらずみ)、荒っぽさの中にも地形をうまく使った美しい稜線にあります。
7つの郭「主郭(しゅうかく)」「大庭(うーみや)」「御内原(うーちばる)」「志慶真門郭(しじまじょうかく)」「大隅(うーしみ)」「カーザフ」「外郭」からなります。
かって中国との交易で栄華を誇った、難攻不落のスケール大きな城郭に歴史の盛衰を感じました。
観光バス駐車場上にある「今帰仁歴史文化センター」は、城跡から発掘調査時に出土遺物やこの地区のムラの歴史など、充実した内容になっています。是非、見学してみて下さい。

▲<「平郎門(ヘイロウモン)」手前から見る「大隅(ウーンミ)」の外郭。>

▲<左、平郎門。右、門を過ぎて続く参道。>

▲<「大庭(ウーミヤ)」、行事に利用された重要な庭。>

▲<左、本丸「火の神」。右、大庭「テンチジアマチジ」拝所。>

▲<左、「カラウカ」(空井戸?雨水溜まりのようでした。右、「大庭」の一番前にあった石碑。)>

▲<「平郎門」入って直ぐ左側にある「大隅」馬の調教・武術の訓練場。遠くに東シナ海が見えます。>