『トックリキワタ満開中!』

2008年01月03日 00時05分15秒 | 沖縄現地情報

気になっていた、与儀小学校西街路樹「トックリキワタ」の花を見て来ました。
夏に通った時に、幹の中ほどが異様に膨らんでいる変な木を見て、後でその木は「トックリキワタ」という木だと知りました。
その木の花は、後に綿となり、その綿の様なものが空を飛ぶらしいと知る。
いつ咲いて、いつ綿が飛ぶのかを詳しく調べないままに時間が経っていました。
12月15日、那覇市寄宮の老人ホームへ行った際に、車中からチラッと、ピンク色の花が目に入ったが、その時は、立ち寄れなかった。
12月30日に、見に行ったら花は満開中でした。

家に帰って調べたら、原産地はブラジルでパンヤ科。11月頃から咲き始め春過ぎに種子になり、中を割ると綿が出てくるとの事。インドでは、その綿を「ぬいぐるみ」や「まくら」「クッション」に詰める仕事をする人がいるらしい。

花は、大ぶりで蘭のような派手な形でピンク色が美しい。

木の幹は、ユーモラスな徳利(ビア樽)形だが、近寄って詳しく見ると、鋭い大きな刺がいっぱい付いている。この幹は、漆器の材料に活用されるらしい。


今度は、春先になったら種子を拾いに行こうかと、今から思っているところです。