那覇市遺跡探索散歩 コースN. 『奥武山公園巡り』(1)

2007年12月19日 00時05分27秒 | 沖縄現地情報
 北明治橋
「奥武山公園(おうのやまこうえん)巡り」は、公園内に点在する民俗遺跡と周辺山下町に所在する遺跡などを巡るコースです。奥武山公園は、沖縄復帰記念事業の一つとして開催された特別国体「若夏国体」の主会場になった事から、スポーツ施設が集中する大規模なスポーツ公園です。NAHAマラソンのスタート&ゴール地点にもなりますので、全国的にも有名な運動公園です。
出発地点には、三つの駅がありますが、今回は「壺川駅」とします。まず、壺川駅を降りて公園に掛かる歩行者専用橋(北明治橋)へ行きます。
 

 
橋のたもと(各4か所)の説明板で、奥武山公園内の名所や埋め立ての歴史などが学べますので、基礎知識を学んでから公園に入って下さい(私は、奥武山公園が昔、島だった事を学びました)。

陸上競技場を左手にして歩くと県立武道場があります。その左側に「世持神社」入口の鳥居があります。

▲<奥の祠には、恵比寿・大黒・木のご神体が祀られています>
世持神社は、蔡温や野国総管や儀間真常など沖縄産業の恩人が祀られている神社です。階段を上がると小さな境内があるだけで、紹介する案内板もなく隣の児童公園の片隅に存在する状態です。

▲<世持神社隣接の児童公園から見る那覇ドーム球場建設現場>
⇒次回は、護国神社から沖宮神社へと回ります。