身体と健康を上手く操る その4.『ときめきの魔力』

2007年07月27日 00時01分27秒 | 生き方・人生観

1983年イギリスの科学雑誌「ネイチャー」は、「人間は自分の脳内に、麻酔薬のモルヒネと同じような作用をする物質を作り出す事が出来る」と、発表しました。
その脳内モルヒネというものの正体は、「ベータ・エンドルフィン」に代表されるホルモン物質です。

「ああ、気持ちがいい」「嬉しい」「楽しい」「幸せだ」と感じている時、頭の中で自動的にベータ・エンドルフィンが作られています。
よく「女性は恋をしたとたん奇麗になる」のは、ベータ・エンドルフィンが全身の血液循環を良くし、肌に輝きと潤いを与えるからです。

こうした効果は、女性だけでなく男性にも表れます。
人間はいくつになっても、ほのかな恋心や憧れの気持ちを持つ事によってベータ・エンドルフィンを作り出す事が出来ます。
そして、脳の前頭連合野の活動が盛んになり、快活な感情や豊かな情感が育まれて、それに伴い、ベータ・エンドルフィンの生産が活発化するという望ましい循環が出来上がります。

★ときめきの魔力トレーニング
a.いやらしい中年を目指そう(一日に一人は、異性のチャームポイントを積極的に見つけ出す)
b.気になるあの人との脳内デートをしよう(ときめきスイッチは、いつでもどこでもONに出来る)
c.理想のパートナーを具体的にイメージしよう(リアルに思い描くほど、素敵な出会いがやってくる)
d.異性の心友からの刺激を受けよう(異性との関係は、色恋だけではもったいない)
e.積極的に、年甲斐のない人になろう(いい年をしては、最高のほめ言葉)

※脳から若返る「ときめき」の魔力 佐藤富雄(医学博士・理学博士)著(KKベストセラーズ)を参考にしました。