定年ボケは、心と身体の生活習慣病 その1.

2007年07月13日 03時28分35秒 | 沖縄現地情報
首里崎山町にある駐車場のシーサー

ボケ(医学的には認知症)は、脳の機能低下が原因。しかし、診断を下される何年も前から、脳の中では小さな異変が、すでに始まっている。

認知症は、脳に現れた生活習慣病だ。
栄養・運動・休養の土台をしっかりさせ、さらにストレスをうまく処理し、しなやかな精神を持って、健全な脳を維持する事が大切。
アルツハイマー病の、食生活調査では「肉の摂取量が多く、魚・野菜の摂取量が少ない」といった特徴があり、「極端に甘いものを食べたり、水分をほとんど取らなかったりするなど、食行動に偏りがある患者が少なくない」。
これは、糖尿病や高血圧といった生活習慣病を誘因する食生活と合致している。



★ボケない食生活の5つのポイント
①総カロリー数を抑える
②野菜を多く取る
③魚を多く取る
④水分をしっかり取る
⑤甘い物を控える
※食事を楽しむ「歯」も、ボケに大きな関係がある。
残っている歯の数と、脳の容積の関係は、歯の少ない人ほど、記憶を司る海馬付近や、意思・思考など高レベルの脳機能に関する前頭葉などの容積が減っている事が判明した。
※「運動」も、ボケ予防に重要。
筋肉を動かす事で、その刺激が筋肉にある感覚神経から脳幹・小脳・大脳新皮質へ伝わり、脳を活性化する。
ボケは、「足」からと言われるが、実際、動くのが億劫・歩くのが嫌いという認知症患者は多い。
散歩でいい、風や気温を肌で感じる事も脳には、いい刺激になる。
「日経マスターズ2004年12月号」より

つづく


今日(7月12日)、沖縄に来て初めての台風が到来。23時時点で、強風はあるが雨は強くない。ゆいレールは、21時から明日以降台風がおさまるまでストップとの事。
明日が本番、どうなる事か、よーく経験したい。