身体と健康を上手く操る その2.『笑う門には福が来る』

2007年07月25日 00時03分55秒 | 生き方・人生観
糖尿病やリュウマチの治療に、笑いが効く事が解ってきた。
ストレスが加わると血糖値が上がる。
イライラする、苦しい、いじめとか、そういう「悪いストレス」は、血糖値を上げる。
逆に、「良いストレス=善玉ストレス」を加えると、血糖値は下がる。

2003年1月11日、筑波大学名誉教授の村上和雄博士は、吉本興業の協力で、つくば市に住む糖尿病患者19名を使って実験(B&Bの漫才を聞かせた)をした。
食後の血糖値上昇差は、漫才を聞いた時と聞かなかった時で約44mg差が出た。


米国ジャーナリストのノーマン・カーンが、1/500分の回復率の膠原病に倒れた時。
激しい痛みが、笑った後に無くなる事に気づき、独自に笑いの効用を活用したメニューで回復した。

笑うと、脳の中から脳内麻薬というものが出て来て、末梢血管が広がるため、血液の流れが良くなり末梢まで、十分な酸素や栄養分が行きわたり、脳が元気になる。
新陳代謝が活発になれば、老化を防いだり、病気を防いだり、身体の悪い所を直そうとする免疫細胞が増える事につながる。
免疫細胞を作っているのは、遺伝子だから、笑いと遺伝子が関係する事になる。


※「笑う!遺伝子」村上和雄著(一二三書房)より転載・作成しました。