平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2008年12月28日 年の終りに

2009年02月03日 12時45分30秒 | Weblog
      年の終りに

 2008年は、牧師の仕事や責任と危うさについて、主から多くを教えられた。にもかかわらず、多くの恵みを今年もまた神様は私たちの教会にくださった。昨年よりも多くの方々が教会を訪れている。また、今週のクリスマス礼拝やキャンドルサービスは、それぞれ150名ほどの方々と共にイエス様のご降誕をお祝いすることもできた。

 神様はすべてをご存知で、私の正しさも過ちも、私の誠実さも足りなさもすべてを把握されておられる。例年のことだが、この年のこともまた、神様の御前に立ったときに申し開きをしなければならない。

 平尾教会での牧師としての働きは6年になる。平尾教会は多くの点で恵まれている。教会のご奉仕をしてくださる方々が多いこともそのうちの一つ。また、ありがたいことに次の世代も育ってきている。このような教会はこの時代稀有である。私は平尾教会に何ら問題がないとは言わない。

 しかし、平尾教会を愛し、誇りに思っている。すべての恵みが神様から来ていることを思えば、神様は私たちの教会に多くを期待されていると思わないわけにはいかない。それは何か。

 日本社会は、この大不況で、少なからずの人々が明日の生活もままならない事態に陥っている。パンも人々を支えるが、イエス・キリストの福音は、パンが尽きた後もなお、人々の心を満たす豊かさをもっている。教会の使命は、この福音を語ることにある。これからの時代、教会に期待されていることは多く、さらに重い。


平良師