平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2008年9月21日 平尾教会のよいもの

2008年10月06日 23時21分22秒 | Weblog
    平尾教会のよいもの

 9月14、15日と南九州地方連合伝道研修会に夫婦で奉仕させていただいた。70名ほどの参加者だった。私は富士吉田と平尾での伝道の取り組みについて、お話させていただいた。

 一方は5万人の市での開拓伝道、もう一方は140万人の市の50年の歴史のある教会での伝道である。両者を比較させていただきながら、それぞれ条件や環境の異なる所で、どのようにそれぞれの教会が伝道を展開してきたかをお話させていただいた。妻は共同保育の内容を説明した。

 両方の教会に共通していることは、全年齢層の一つの礼拝である。そして、神様の恵みは二つの教会に豊かに降り注がれた。私は、平尾教会は、成熟した教会であると時折語ってきた。成熟の内容について、多くを語ることができるが、例を一つ挙げるとすれば、他者の悪口や非難めいた話、うわさ話などを慎んでおられる。このことは平尾教会の成熟度を証明するものであり、教会のエネルギーを常に前へ前へ、伝道へと向かわしめることにつながっている。

 これまで平尾教会は、多くの広がりと豊かさをいただいてきたが、一つには時代の要請に応えている礼拝のスタイルがあるかもしれない。しかし、それ以上に、それは平尾教会の会員の一人ひとりが、成熟しており、キリスト者本来の使命に生きてきたことによると私は考えている。教会の力と関心は、未だ救われぬ魂へと向かう。時が良くても悪くても福音を語り続けよとの使命に応える教会であり続けたい。