平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2008年7月6日 ヴィジョンは

2008年08月11日 22時39分10秒 | Weblog
      ヴィジョンは

 ヴィジョンは、目の前に現れてくる課題を解決していくこともそうだと言えるし、3年先の夢もまたヴィジョンである。10年先というちょっと遠い将来の夢もまたヴィジョンである。そして、それらは神様が示されるものである。
 私たちはこれから、どのような教会を目指そうというのか。幼子や若者たちの多い教会なのか。ご高齢の方々へ配慮に満ちた教会。社会的弱者への支援に取り組む教会。家族関係はじめ人間関係について提言できる教会。海外から来ている人々ともシステム的に礼拝できる教会。さらに規模の大きな教会。スモールグループによる教会。開拓伝道の夢。支援を求めている教会とパートナーシップを結ぶ。
 いろいろである。どのようなヴィジョンを神様は私たちに与えようとされているのか。とりあえずは、今、目の前にある課題に対して考えなければならない。礼拝の回数、多目的ルームの拡張、ご高齢の方々への送迎のことなど。3年先はどうなるのだろうか。
 10年先の平尾教会をどのように夢に描くのだろうか。否、どのようなヴィジョンをいただけるのだろうか。あとどれくらいで、群れに対する器の限界が来るのだろうか。あっという間にそのときは来ると考える人もいれば、5年という人もいる。逆に、今がピークではと、これからを心配している方もいよう。
 それぞれにそう予想する根拠があるのである。ヴィジョンは、未来をどう読むかということと、主に託すということとの中から生まれる。


平良師