選挙こもごも
状況をどうみるかで、その対応はがらっと変わる。いいと考えるのか、それとも危機的だと思うのか、その判断が大切だ。選挙は、それらの国民の思いを反映している。選挙では、与党はこれまでの成果を強調し、改革をこのまま推し進めることが必要だと言い、野党は、その誤りを指摘する。
国民は、どう判断したのだろうか。それは今度の参議院選挙の結果が物語っている。イラク派兵、年金問題などへの批判票も多かったのだろう。また、ある議員は、「予算をとってきます」と相変わらずのふうであった。
露骨であるが、疲弊している中小企業にとって、やっぱり頼りになるのだろう。ある議員は、「ごめんなさい」と謝っていたが、有権者は、そう簡単には赦してくれなかったようだ。
有権者も、唯一政治に直接かかわることのできる機会だから、権利は行使して欲しい。私の知っている身近な人は、間違って別人の名前を書いたと言っていた。論外である。役人からして、投票用紙を間違えて渡している。
こんな選挙風景を見ながら、日本はまだまだ平和だ、と言う人がいる。一頃まで、声高に「憲法改正」を主張することなど、してはいけないという空気があった。前の戦争への反省からだ。今度の選挙では、護憲を主張してきた政党は大きく後退した。
時代の流れは、平和憲法が危ない。教会は、神の守りを願い、神の正義を信じる群でありたい。「殺すな」、この十戒の一つを守り通すことにキリスト者の使命を思う。
平良 師
状況をどうみるかで、その対応はがらっと変わる。いいと考えるのか、それとも危機的だと思うのか、その判断が大切だ。選挙は、それらの国民の思いを反映している。選挙では、与党はこれまでの成果を強調し、改革をこのまま推し進めることが必要だと言い、野党は、その誤りを指摘する。
国民は、どう判断したのだろうか。それは今度の参議院選挙の結果が物語っている。イラク派兵、年金問題などへの批判票も多かったのだろう。また、ある議員は、「予算をとってきます」と相変わらずのふうであった。
露骨であるが、疲弊している中小企業にとって、やっぱり頼りになるのだろう。ある議員は、「ごめんなさい」と謝っていたが、有権者は、そう簡単には赦してくれなかったようだ。
有権者も、唯一政治に直接かかわることのできる機会だから、権利は行使して欲しい。私の知っている身近な人は、間違って別人の名前を書いたと言っていた。論外である。役人からして、投票用紙を間違えて渡している。
こんな選挙風景を見ながら、日本はまだまだ平和だ、と言う人がいる。一頃まで、声高に「憲法改正」を主張することなど、してはいけないという空気があった。前の戦争への反省からだ。今度の選挙では、護憲を主張してきた政党は大きく後退した。
時代の流れは、平和憲法が危ない。教会は、神の守りを願い、神の正義を信じる群でありたい。「殺すな」、この十戒の一つを守り通すことにキリスト者の使命を思う。
平良 師