2013.2.24(日)雪
何をやっても治らないダニの咬傷痕なのだが、わらをもつかむ思いで試してみた竹酢液の蒸留した製品も結局だめだった。逆に余計ひどくなってきた。医者、特に皮膚科の医者に不信感のあるわたしも、遂に市立病院皮膚科にかかることにした。
皮膚科の医者には苦い思い出がある。
足の指先皮膚ががぼろぼろと剥がれ、痒くはないがこういう水虫もあるそうだし、医者にかかってみるかとばかりにN京市のT皮膚科にかかった。
「どういたしました?」
「足の指先がぼろぼろと剥がれるのですが、水虫ではないでしょうか?」
先生、いや馬鹿医者は患部を見ることも無く、机に向かって
「そりゃ水虫ですね、ぬり薬出しておきましょう」
「どのくらいつければ良いのですか?」
「2,3年続ければ治りますよ」
「・・・・・」
その医院が満員なのである、「薮はまぬけな患者がつくる」。
あんまり信じられない医者だったので、M日市の別の医者に行く。するとちゃんと皮膚の組織をとって検査をし、「水虫では無いですよ、単なるただれのようなものでしょう」と別の薬をくれた。数日で治り、後者の医者が名医に思えた。
そんなこんなで皮膚科の医者には不信感が残っているのだが、足のダニ咬傷痕だけは如何ともしがたい。
今年は妙に咬傷痕が残った。
市立病院も不信感のるつぼで行きたくないのだが、他になすべきことが無いのでイヤイヤながら診療を受ける。
予想どおり、いい加減な診療だ。患部を見るわけで無く、触るわけで無く、患者に対する質問も無く、薬出しましょうねとなる。
ついでにと見せた右薬指先のあかぎれも、「なんでこの指だけなんでしょうかねえ」だって。わからないから来てるんだぜ。
最近は薬に対する説明が丁寧になされる。ところがここでは一切無い。こちらも諦めきっているので聞きもしない。
薬が効いて治るか治らないか、あてもんのようなものだ。治れば儲けもの、治らなくてもそれだけの医者、それだけの薬だったかと諦めるしか無い。
ちなみに投薬された薬は、
①ヒルドイドソフト軟膏0、1 100g 保湿効果外用薬
②リンデロンーV軟膏0、12% 20g 湿疹、かぶれの軟膏、副腎皮質ホルモン
③ヒルロイドローション0、3% 50g 保湿効果外用薬
どう思うこの投薬、③はこれええわとばかりかみさんが使っている。
【晴徨雨読】153日目(2007.2.24)奥滞在、黄金山登山
黄金山に登る。誰も居ない聖地の山。
奥は奥が深い。沖縄でも北の端にある小さな集落だけに、歴史的に団結力が強い。むしろ団結しなければ生きて来れなかったのという事かもしれない。
沖縄を観光旅行していては見つけることが出来ない、自転車で廻って初めてわかる素晴らしい制度、それは共同店である。どんな辺境の地にあっても食糧を始め、生活に必要なものは必ずそろう店である。民間の事業としては絶対に成り立たなくても、村民全体の出資で行われているので成り立っているのだ。それが沖縄のどの集落にも存在し、村人の生活を支えている。この素晴らしい制度の発祥が奥なのである。 全国の過疎地はこの制度を学ぶべきだ。
奥の共同売店は発祥の地だけに立派、右は諸志の共同売店、中規模かな。
【今日のじょん】:夕べは蕗のとうなんか食べちゃって、気分はすっかり春になっているのに連日の積雪がある。と言ってもうっすら程度なんだが、今朝は違った。
7,8cmの積雪だが、降雪が激しく、どんどん積もってゆく。強弱織り交ぜて結局一日中降り続いた。気温が高いので積雪量は増えないが、降雪量は今冬2番目ぐらいだ。気分が緩んでいるだけにつらい雪だ。
もっともじょんはヒコヒコである。