晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

梅干しの黒焼きをつくる 2/20

2013-02-21 | 食・レシピ

2013.2.20(水)雪

 若杉さんの本を片手に梅干しの黒焼きを求めて上林に来られたHさんが、結局購入できなかったので作ってあげることにした。丁度古い梅干しがたくさん残っていて、夏場の自転車行の弁当ぐらいにしか使わないので、この際お役に立てれば良い。
 本のレシピをコピーしてざっと目を通す。
 梅干しは3年物と指定してある。2年物、4年物ではダメなんだろうか。その辺の説明が無いので、どうも怪しい。
 幸い3年物があるのだが、もっと古い物も混じっている。
 土鍋に並べていくのだが、中心から右回りに並べていくとある。その理由も本のどこかに書いてあるのだろうが、コピーでは分からない。どちらにしても中心から並べようが端から並べようが、右回りだろうが左回りだろうが科学的な根拠はなさそうだ。
しかし人のためにしてあげる事だから、作法どおりに並べてみる。P1030928 P1030926 P1030929
 




  七輪に炭をおこす。備長炭を使えとは指定されていないのでマングローブの炭でかんべんしてもらう。
 土鍋の蓋を小麦粉を水で練ったもので密閉する。空気が入ると燃えてしまうということだ。
 火にかけると、最初はゆげがシュウシュウと出、ある程度時間がたつと煙が出て来た。やがてそれも止まるころ、小麦粉が乾いてヒビが入ってくる。ここにまた補修のために塗り込む。これは本には載っていない、わたしの工夫である。だって、空気が入ると燃えて灰になるというのだから、必要なことだろう。
 炭を追加して深夜0時に就寝する。炭が無くなっても仕方が無いと朝8時、起きたときに見てみたらまだ残っていた。炭というのは凄い燃料だ。
 炭の追加と、小麦粉の補修を繰り返し、夕方まで頑張る。
 24時間でどきどきしながら蓋を取ると、なななんと、、、、、
 大成功、それにしても随分小さくなっている。P1030933 P1030936
 




 これから先は、すりつぶして粉にするのだが、やっぱり右回りにすりつぶすそうだ。そこまでやってられないので、姿焼きのままで郵送してあげることにした。
1個だけ残して試食したが、塩味が効いていて食べられないことはないが、お茶にした方がよいかな。
 アマゾンでみるとえらい高い値で売っている。こんなもんであこぎなショーバイすんなよな。じょんのびならいくらでもつくったげるで、あるだけやけど。
もっともコーカのほどはコジンサガアリマス。ナマステ。

【今日のじょん】:今朝は資源ごみの収集日。田舎では誰が何飲んでるか分かるからつらい。なんや山盛りののどごし生は昨晩うちが捨てたものだけやんか。P1030934





【晴徨雨読】149日目(2007.2.20)伊江島~今帰仁村~運天港~伊平屋島
雨の中を伊平屋島に向かう。伊平屋と伊是名は元々同じ村だったのだが分村して別の村になっている。伊是名島にはトライアスロンがあって20年ぐらい前に訪れたことがある。そんなわけで伊平屋島に向かったが、ここに3日も滞在することになる。Img_2570
伊平屋島に向かうフェリー。

コメント
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