東の散歩道

B型ヴァイオリニストのマイペースライフ

平昌へ

2017年12月25日 22時49分12秒 | 時事

 昨日、平昌オリンピックへの代表選考を兼ねた、フィギュアスケート全日本選手権が幕を閉じました。普段国際大会はよく見るのですが、全日本選手権は久々です。いやいや、知らないうちに大変な大会になっていて驚きました。男女ともに、これほど有望株がひしめきあっていたとは。。。国際大会に勝るとも劣らぬ熱気に圧倒されました。

 やはり一番印象に残ったのは、女子の宮原知子選手の復活です。一時はコーチに「平昌はあきらめて次を狙おう」とまで言われたほどの怪我をしていたとは思えない、引き込まれるような美しいスケーティング。素人なので、ジャンプのことはよくわかりませんが、彼女の何気ない動きや表情がとてもドラマチックで、特にフリーは「蝶々夫人」の日本的な強さがぴったりマッチしていました。「内に秘めた強さの表現」という点で、ジャンルは違いますが、バレエの吉田都さんを連想してしまいました。

 男子も、羽生選手と宇野選手が確実視される中、もう一枠に注目が集まりましたが、完成度の高さで田中刑事選手が代表権を獲得。彼の前に、無良選手が気迫のこもった演技を見せていたにも関わらず、しっかり自分の演技をしたところは流石です。

 男女ともに頼もしい代表が揃い、オリンピックが益々楽しみになってきました。メダルも勿論ですが、何より皆がそれぞれ、最高のコンディションで最高の演技が出来ることを期待したいと思います。

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