2021年最初の定期が終了しました。大都市圏では緊急事態宣言下という状況でしたが、お陰様で沢山のお客様と同じ響きを共有できたのは大きな喜びでした。
辻さんの演奏も素晴らしく、既にリハーサルから完璧だったのですが、本番では更なる深化をみせて下さいました。これからの益々の活躍が目に浮かぶようです。
今回もライブ配信が行われたため、友人たちから「見たよ!」という嬉しい声も沢山届きました。「時空を超えて」なんて、昔は完全にファンタジーでしたが、今は珍しくもなんともない、すごい時代になりましたね。その文明の利器は十二分に活用しつつ、しかしもっとも原始的ではありますが、同じ空間をリアルタイムに共有できるライブの喜びは、決して色あせることのないものです。
東京のオケに在籍している先生から頂いた年賀状の「ライブの素晴らしさを実感しています」という言葉をかみしめながら、早く何の不安もなくライブを楽しめる日々が戻る事を祈るばかりです。
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