マイブームが高じてお茶を入れるたびに湯の温度を測るようになった私。これは思っていたよりかなり面白く、色々発見がありました。
まずは、緑茶を淹れるのに適温と言われる80℃。これは、私が思っているより薬缶の中の様子はだいぶ穏やかでした。いつもの調子だと結構オーバーしていたと思われます。そして、紅茶を淹れる熱湯!最初思わず100℃を待ってしまいましたが、100℃になるわけがありません。それは気体に変わる温度だということ気づくのがもう少し遅かったら、蒸気で火傷するところでした。危ない危ない。
確かに熱湯という条件は、いつもの淹れ方で正しくクリアしていましたが、問題はその後。ポットに入れると急激に温度が下がるのです。いや、下がらなかったらそれも困る(舌を火傷する)のですが、紅茶を淹れるのに「ポットを温めておく」というのは必須条件です。試しに温めずにお湯を注いだら、20℃以上下がりました。こんなに下がるのか。。。
やっぱり温めなきゃねーと、前日のポットの残り湯で温めたのですが、、、あれ。結構下がる。20℃以上とは言わないけれど、80℃前半位に下がる。これは、、、良いのか?良くないですよねぇ。多分。
おそらく、わざわざ「ポットを温めておく」というからには、お湯が下がる温度差は小さい方が良いはずです。ということは、ポットもかなり熱いお湯で温めておく必要があるということになります。こっちも沸かしたてを使うのか。。。
しかし、沸き始めた70-80℃から熱湯になるのは、割とすぐなのです。同じ薬缶の湯を使うと、あまり悠長にポットを温めておく時間はありません。最初、思ったほど時間がなかったために、慌てて温めたお湯をポットから捨てずに茶葉を投入してしまいました。。。。しかも茶葉の重さまで、グラム単位で測ったのに!まさにてんやわんやの大騒ぎ。側で見ていたら、とても紅茶を淹れているだけとは思えないに違いありません。
というわけで、ポット温め用のお湯と、お茶用のお湯は別に沸かすことにしました。今のところ、これがベストの解決策かと。研究の甲斐あってか、この方法で淹れたお茶は流石に美味しいです。しかし、時間に余裕がないと厳しいかも。。。。忙しい日常が戻っても、こういう風にお茶を淹れる時間を、1日1回は持ちたいところです。何事も、心の余裕があってこそ良い仕事が生まれる。小さなお茶修行で得た教訓でした。
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