常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

最初の一撃から

2012年12月11日 | 家屋解体

12月17日

12月18日

12月19日 

家屋解体は三日で終り、後は廃材の搬出と基礎コンクリート撤去、庭木の伐採を残すのみとなった。

年内には全て終わる見通しである。

衆議院選挙の結果は新聞等の予想通りに終わった。

当小選挙区では投票率が前回を10%下回った。

選挙結果予想の確度が上がれば上がるほど、投票率が下がり、その結果予想確度は更に上がる。

この悪いスパイラルの要因に、確度の高い選挙予想報道があるように思える。

意中の候補が明らかに負けると解ったら、凡人は投票所に行く意欲が薄れてしまう。

 

 

 

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大寒 小寒 山から小僧が飛んできた

2012年12月11日 | 季節の便り

マンサクの花芽

ラジオからクリスマスソングが流れている。

裸木となった街路樹の間から、雪雲に覆われた山脈がみえる。

車のダッシュボードでは外気温度がー5℃を表示していた。

温暖化ガスの減量を心がけて暖気運転をやめた車内も同じ温度だろう。

5キロ程の道程が、ラッシュ時には20分程かかる、温かい風が吹く出す頃下車する事になる。

いつもの道を川に沿って下り、右に折れると視界が開け、天気が良ければ、雪の鹿島槍がみえる。

強い冬型の気圧配置が本州を包み込む日は寒く、山は大荒れが続く。

葉が吹き落されたマンサクに、小さな生き物のような花芽を見つけた。

寒さの底に沈みこんでゆくような、こんな季節には嬉しい発見である。

 

 

 

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カタオカザクラ

2012年12月10日 | 季節の便り

塩尻市片丘にあるる桜記念碑

毎年花の季節になると、カタオカザクラの開花が報じられるけれど、実物はまだ見たことがない。

カタオカザクラは地元の小学校で教鞭をとった久保田秀夫氏が発見したヤマザクラの新種である。

昨日小雪の舞う中を訪問した施設の玄関脇に碑が建っていた。来年花の探訪が楽しみだ。

 

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第14回アジア賞

2012年12月09日 | ワイズメンズクラブ

昨日第14回アジア賞授賞式が開催され、留学生と話す機会があった。

目的を持つ若人の姿は美しい。

 

 

 

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不器用な人達

2012年12月08日 | 環境

ルエリア

市内のホテルで開催された昼食会に参加した。

 普通の食事会なのだが、集まった人の中に、社会に溶け込むことに不器用な人達がいた。

性格診断によれば、私も大いに不器用な部類に入るのだが、そのことだけでくくられてしまうのは心外だ。

 

 

 

 

 

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遠山郷 霜月祭始まる

2012年12月07日 | 常念100景

薄い モルゲンロート 大喰岳 槍ヶ岳 常念岳

 

朝 晴れ渡った空の下で朝日が新雪を染める。 

夕刻 道路沿いの家の多くにイルミネーションが施されてまばゆく点滅する。

消費電力の少ないLEDのお陰なのかどうかわからないけれど、電力の無駄遣いと目くじら立てる人もいなくなった。

長い夜の慰めなのだろう、自治体や施設の大がかりな電飾がニュースになって、人を集めているようだ。

日没は12月3日から12月10日までが最も早く16:31分で、日の出は1月2日から1月12日が最もおそく7:00となっている。

今年の冬至は12月22日(土)で恒例により南瓜を食べる。

伊那遠山郷の霜月祭が始まっているとラジオニュースで流れていた。

古代から八百万の神々は、太陽からエネルギーを貰って活動する、しかし旧暦霜月の時期になると、太陽の光が弱くなって神様は今一つ元気が出ない。

そこで信仰厚い人々は、神々に入浴して元気になってもらおうと大釜で湯を沸かした。それが霜月祭の始まりだという。

煮えたぎる湯を素手で払い参詣者に飛ばす。

熱いしぶきを浴びた人は、その時から1年間無病息災を約束される。

 

 

 

 

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赤い鳥 小鳥

2012年12月05日 | 季節の便り

 ガマズミ

 

 赤い小鳥は、赤い実を食べた。

庭先のガマズミは強い酸味が災いして鳥たちは敬遠している。

冬枯れの山野を歩くと、ガマズミの液果の鮮やかな色彩が目立つ。

数度かの霜に練られて、水滴のように熟れた液果は、適度の甘味が乗って、酸味が和らいでくる。

冬の訪れを前に、囲炉裏や竈に使う、焚きつけ用の松葉を集めるのは子供達の仕事だった。

松林の梢を鳴らす風が吹くと、松葉は止めどなく降ってくる、それを熊手で掻き集め、背負いかごに入れた。

そんな松葉拾いの楽しみの一つは、山の恵みを漁りあるくことだった。

篭を放り出して、灌木の茂みに飛び込んで行った。

ガマズミやこなしは甘味を増して旨く、ヤマ葡萄は干しブドウになってその甘酸っぱい凝縮された味が口の中に広がった。

だから 冬が来ると山の子のほっぺたは、みんな赤くなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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LED外灯

2012年12月05日 | 季節の便り

LED外灯 

 

 

地域を明るく そして防犯の願いを含めてLED外灯が新規に設置され、夜道が明るくなった。

我家の脇にも銀色のアルミポールが建ち、作業車がきてLEDが取り付けられ、夕暮れて突然眩しく点灯した。

外灯は電柱に取り付けられて薄暗い裸電球が詫びしく照らすイメージから大きく変わる。

消費電力が少なく、寿命は15年間交換不要と信じられないようなことを云った。

私は夜の外出に懐中電灯や提灯が必需品だった頃を知っているし、遠い山に鬼火の点滅も見た事もある。

明るすぎて、夜を棲みかとする者たちはどこかに移住してしまったようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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JA支所再編成へ

2012年12月04日 | 農家組合長会

南天

変化のスピードに負けた盤石だった機構が、音を立てて崩れてゆくようだ。

先日 農協支所で会合があり議題は経営合理化に伴う支所再編成についてであった。

農協財務の基盤は、経済事業(販売購買)から信用・共済事業に大きくシフトして久しいが、近年信用共済事業収益が激減し経営を圧迫している。

様々な改革改善を続け今日に至ったのだが、ついに聖域ともいえる支所再編成に手を付けざるを得ない事態になったようだ。

食糧品類はスーパーとの品質・価格競争に敗北し、作業用品、農具、肥料、農薬もホームセンターに後れを取った。

JA担当者はこの現象を専門家不在と嘆いた。

扱い商品の増加に伴い、田舎の雑貨屋形態では、お客が満足しないのだろう。

信用共済事業に括られる貯金融資事業担当も素人集団だという。 そう言われればそうかもしれないと思う。

しかし 統合により人を多く配属できても、所詮素人集団でではないかと危惧する声も聞かれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

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白銀の針の木岳

2012年12月03日 | 季節の便り

針の木岳

北西の方角にアルプスという形容に相応しい三角錐の美しい山が見える。

新雪に研ぎ澄まされた針の木主峰が薄紅に染まる夜明け。

回りはまだ明けきらない陰りが残る。

谷間から登るは白煙は果樹園の剪定枝を、風のない早朝を選んで燃やしているのだろう。

師走を迎え、それぞれ冬の備えにい忙しい、大きな積み残しをせずに年を越したいものだ。

 

 

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