常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

シャッターチャンスを待つ

2012年01月11日 | 季節の便り

満月が槍ヶ岳の穂先に突き刺さる様に沈んでゆく写真を見たことがある。

定点で決定的瞬間を狙うのはまず無理だろうという。

好事家はポイントを追って移動するらしい。

1月10日(火)朝 十六夜の月が寒の空にこうこうとかかっていた。

残念ながらアルプス連山は雪雲に隠れている。

槍の穂先のショウは無理にしても、常念と月のツーショットをと期待したがそれも望めない。

窓から狙う無精者に対して、自然はそれほど寛容ではない

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厳寒 椿の堅い蕾

2012年01月10日 | 季節の便り

 紅い椿

寒に入って身構えていたら、今日は少しだけ寒さが穏やかになった。

雪国は連日雪が降り続いているようだ。

雪の上越市で育った同僚は「雪国の天候には慣れて平気だったけれど、こちらの寒さは我慢できない」といった。

寒くても毎日青空が見られることがずっと恵まれていると思うのだが、人それぞれである。

堀端の土手に椿が1本あって、春になると炎のように花が咲く。

寒の間、椿の葉は艶を失って、蕾は種子のように堅い。

まとまった降雪は無いが、例年に比べて寒さは厳しいと思う。

 

 

 

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寒の日の出

2012年01月09日 | 常念100景

雪山の屏風に守られて安曇野はまだ眠りから覚めない。

夜明けは槍の穂先から始まる。

穂先が薄紅に染まり、色彩は急斜面を雪崩のように駆け下る。

紅い光は常念の頂きに波及し新雪を染めて見る間に拡大してゆく。

 

 

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三九郎(どんど焼き)

2012年01月08日 | 季節の便り

遠くで三九郎が始まった、風に乗って子供達の歓声が聞こえてくる。

子供の頃は1月 15日と決まっていた、現在は成人の日に合わせて焼くところが多い。

内飾りの松は10日に鏡餅と一緒に下げることになっていたが、今年は今朝取り外した。

子供たちが大人の運転する軽トラックで集めに来てくれる。

子供たちが主役であるが、張りきるのは大人である。

 

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平成23年度薬事関係表彰受賞者祝賀式

2012年01月06日 | 業界

寒の入り 気温ー10℃

午後4時から長野市において受賞者祝賀会及び新年総会開催

受賞者代表謝辞

ただいま、栄誉ある賀状を拝受いたしました18名の方々を代表いたしまして、僭越ながら、

感謝の気持ちを申し上げさせて頂きます。

 

本日 ここに、平成23年薬事関係表彰の栄誉に浴しましたことは 身に余る光栄であり、

これもひとえに、関係各位のご指導ご援鞭撻の賜物と、深く感謝申し上げる次第でございます。

 さて 長野県薬業協会12団体の末席を汚す、医療機器販売業協会にとりまして、このたびの

受賞は大きな励みとなるものでございます。

 

ご承知のように医療機器は、薬事法に則り生産され、流通しており、その基本は薬と同じ範疇

とされています。しかしながら、医療機器は、薬に比べ市場規模、知名度等に大きな隔たりがあり、

ともすれば薬業の蔭に埋もれることもありました。

 

このたび 医療機器販売業として、初めてとなる、薬事功労者厚生労働大臣表彰、受賞を受け、

宮越会長はじめ、会員の皆さんと喜びを共有することができました。

平時は勿論、非常事態における医療の継続を、側面から日夜支え続けた、我が朋友の励みになるものと思います。

 

長野県内には、堅実な産・学・官が揃い、勤勉と精密技術、医療に向けた暖かいまなざしがあります。

コンピュータのハード・ソフト・ネットワークの進歩は目覚ましく、医療機器においても、

昨日の夢が、今日は現実のものとなり、人間の能力を凌駕したロボットが、空想の世界を抜け出して、

地上を歩き始めました。

私は、長野県が世界に向けた先進医療・福祉の発信地になることを夢見ております。

 

最後になりましたが、長野県薬業協会の、ますますのご隆盛を祈願いたしまして、

簡単ではございますが、お礼の言葉とさせていただきます。

本日は誠にありがとうございました。

 

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正月風景

2012年01月05日 | 旅先の風景

カクタス

無風の陽光に誘われて近くの郵便局まで歩いた。

時折吹く風は冷たく、日陰の雪は全く消えずに残っていた。

 南北に連なる道路は日当たりが良く積もった雪は溶けて埃が出るほどに乾いていたが、東西にのびる市街地の道路は屋並みに太陽が遮られ路上に圧雪が鈍く光っている。

ぼんやり歩いたら転倒しかねない。

午後の遅い時間に役員が集まり、恒例の初詣を済ませ、新年会に移る。

社内の主な正月行事はこれで終わる。

 

 

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極夜

2012年01月04日 | 季節の便り

疑似極夜

地平線に姿を見せた太陽は、そのまま地平線を転がる様に移動し、短時間で日没となる、この間地上は徹頭徹尾暮色に包まれ、また暗い夜を迎える。

ここに住んでいると、ノルウエイに行かずとも極夜の擬似体験ができる。

すなわち昼近く木立の隙間に現れた太陽は、そのままの高度で林間を転がり山の端に沈む。

山頂の木立を伐採すれば、日照は画期的に改善できるのだけれど、課題が多く実行できずにいる。

何か妙案は無いものか?

いっそ極夜疑似体験で地域振興を図る手もある。

今年は本物のノルウエイに行きたいと思っている。

 

 

 

 

 

 

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元始祭

2012年01月03日 | 季節の便り

小さな集落の小さな氏神様 寒風の中 挙行された元始祭

祭り当番として参加 村上宮司の厳かな祝詞奏上、見事なばちさばき 思わず姿勢を正す

かっては拝殿に溢れるほどの村人が集まったという、今年は神社役員、町会役員、祭り当番のみの小じんまりした神事

かって村と呼ばれたなごり「村社諏訪社」

 

 

 

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冬の蝶

2012年01月02日 | 季節の便り

オオムラサキ越冬幼虫

年賀に来た隼人君が、境内のエノキの落葉に張りついていた、オオムラサキの幼虫を採取してきた。

明らかに人畜に害を及ぼしそうな容姿である。

オオムラサキがむき出しの幼虫のまま越冬するとはついぞ知らなかった。

聞くと、幼虫は晩秋エノキから地上に降りて、枯葉に包まって冬を越す、翌年の初夏茂ったエノキの若葉をモリモリ食べて蝶になる。

昨年ハウス内で枯死?していたオオムラサキを取り出してカクタスの花に乗せてみた。

冬の蝶の出現で暗い季節が少し春めいた。

この海辺の小怪獣が、夏の雑木林を優雅に飛んだオオムラサキに変身するとは、にわかに信じ難い。

 

 

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加齢観察

2012年01月01日 | 来し方

1月1日を家族の集まる日と決めて数年になる。

毎年の集合写真から、小さかった孫たちがの成長ぶりが読み取れる。

同時に自分達や親達の年輪の深まりも如実に現れて、時間の非情さは何ともいたしかたない。

これからは成長記録をやめて加齢観測としよう。

2012年の幕開けである。

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