常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

おとしぶみ(落文)

2008年05月23日 | 季節の便り
おとしぶみの揺籃

山沿いのコースを歩いた、路上に無数のオトシブミが散乱している、見上げるとケヤキの若葉が鬱蒼と頭上を覆っていた。
人の都合など容赦なく切り捨てて季節は移ってゆく。
この巻紙にしたためた想いが成就することを願うばかりである。
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崑崙草

2008年05月22日 | 季節の便り
コンロン草

川沿いのコースを歩いて気になる花の群に出会う。
早速「花の名前」サイトに問い合わせて崑崙草と教えてもらった。
群生する白い花を崑崙山脈に積る雪に見立てた命名だという。
崑崙山は伝説の山と思っていたけれど、ちゃんと地図に載っていた。
崑崙(クンルン)山脈 西はパミール高原 東は四川盆地に至る大山脈とある。
今日も裂震の山岳地帯から、悲惨な映像が伝えられている。
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トマトハウスが飛んだ

2008年05月21日 | 季節の便り
5メートルほど飛んで軟着陸した


昨日の強風でトマトハウスが飛んだ。
ゴールデンウイークに汗を流して組み立てたのに、巨人がすっと持ち上げて数メートル先にそっと下ろしたという感じである。
足跡がないから巨人でないことは確かだ。
それほど強い風が吹いたとも思えないが、場所が高台の最高部だから風の通り道だったのだろう。
固定杭も固定の重石も効果がなかった。
どんなふうに飛んだのか知りたいものだ。
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ハクビシンに出会う

2008年05月20日 | 季節の便り
孔雀サボテン

雨があがって、強い日差しが戻ってきた、雨に濡れた新緑が光っている。
朝 珍客に遭った。
隣接する社の森から我が家に続く小道を、黒色のしなやかな小型動物が駆け抜けていった。
たぶん屋根裏に居候しているハクビシンだろう。
大家に挨拶もせず失礼なやつだ。
失礼は許す、頼むから、かみさんが丹精込めたトウモロコシだけは荒らさないでくれ!!

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夕日

2008年05月19日 | 季節の便り
柿の枝越しに赤い夕日


昼間が充分すぎる程長くなって、木々の葉の裏に暮色が色濃く漂うのに、まだ太陽は西の空にある。
ずっと以前に、一度だけ見聞した北欧の準白夜の情景に似ているように思った。
沈む夕陽を肉眼で追って、他の景色に目を移すと、一瞬視界からすべてが抜け落ちて、やがてミルク色の中から徐々に再生されてくる。
柿の葉越しとはいえ強い光線が放射されていることを思い知る。
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常念の麓

2008年05月18日 | 常念100景
国営アルプスあづみの公園からみた常念岳

常念の麓まで車を走らせた、約1時間でその地に着いた。
頂上が手に届きそうな距離に見える。
ここ国営公園は常念の登山口に近い。
町内公民館の親睦会をこの近くの蝶ケ岳温泉で開催することになり、その下見が目的である。
近づくに従い、遠くから望む常念の端正な容姿が崩れて別山のように見えた。
コメント (2)
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白牡丹

2008年05月17日 | 季節の便り


咲き始めの大切な時を冷たい雨に打たれ続けて開花が危ぶまれた。
わずかに色変わりしたのは残念だが、今年も無事大輪に咲いた。
花芯を除いて、混じりけのない白牡丹である。
コメント (1)
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水鏡の常念

2008年05月16日 | 常念100景
田植えが終わった水田に、常念が映る景色は、自慢できると思っているけれど、季節限定風景で、ごく限られた時しか見ることができない。
透明度が落ちた大気を通して残雪が鈍く光る。
触れば切れるような冬の山と違って、こんな風に輪郭がぎすぎすしない情景は、心を和ませる効果があるようだ。


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川沿いの道

2008年05月15日 | 季節の便り
久しぶりに青空を見ながら、小さな川沿いの道を歩いた。
大川から取水して集落をうるおし、農業用水として役目を果たし、本流に流れ込む何百年も変わらない流れである。
水田は圃場整備されてすっかり形を変えてしまったが、目を閉じると、昔の入り組んだままの形が瞼の裏にはっきり浮かび上がる。
昨日取りこぼしたルバーブを写してきた。

川沿いの道


ルバーブ
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ルバーブジャム

2008年05月14日 | 季節の便り
西洋シャクナゲ


すがすがしい季節になって早朝30分ほど歩くことにした。
山藤が咲く山沿いの道から、展望が開ける川岸をめぐり、家に至る約2キロの道のりをゆっくり歩く。
途中あみだ籤のようにいくつも分岐点があるから、終点は同じでもその日の気分でコースを選ぶことができる。
家庭菜園に通じる道をたどると、ルバーブが背丈ほどに伸びて、天辺に咲く白い花が雪のように見えた。
この西洋から伝来した大型スイバ?からは、程よい酸味がきいたジャムがいとも簡単にできる。
あぜ道に生える日本のスイバも薄紅の花穂を伸ばして食べごろである、スイバジャムに挑戦してみようかと思っている。

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