常念が見える部屋から

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季節の移ろいに写真を添えて発信します。

移動面からみた交通弱者

2007年09月22日 | 季節の便り
交通弱者には二つの意味があって、交通事故にあいやすい子供やお年寄りを指すこと、及び移動する手段として、歩くこと以外の選択肢を持たない人を指す場合がある。
後者では買い物に行きたい、医療を受けたい時、自分の車でいつでも好きな時に行ける人は、交通強者である。
いつでも自由にタクシーを使える人は交通弱者とは言えないかもしれない。
5分も歩けば、頻繁に往来する交通機関を利用できる人も、とりあえず交通弱者の括りから外せるだろう。
極く当たり前のことなのだけれど、高齢化が年毎に進んで、当地の課題は移動面の交通弱者救済である。
松本市街地から僅か8Kの当地でも、バス路線の廃止、運転回数の削減が、過疎化に追い討ちをかけるという過疎化スパイラルにはまってしまった。
松本市でも、新しい救済システムを前向きに検討していると聞いているが、「便利に、安く」の大前提があるから難しいらしい。
人事ではないから「地域で何ができるか、何をするか」から取組む事を考えている。

キクイモ


コメント
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