常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

ヒマラヤの紅い花

2006年11月11日 | 季節の便り
例年初冬を彩るヒマラヤユキノシタ、今年は紅葉と競うように咲いた。
11月も中旬、この時期には珍しい温かい雨が降って、この色は春を告げている。
1年の歳月が流れ去ったのではなく、容器に詰め込まれ圧縮されたようで重苦しい。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北の信濃へ

2006年11月10日 | 季節の便り
仲間と初冬の北信濃を訪ねた。
午後松本を出て、小布施で遊び、日暮れ近く上林温泉に着き、湯量豊富なかけ流しの温泉に心ゆくまで浸った。
翌日木曜日、「豪雪の館」は休館日とのことで、重厚な建物を外からじっくり見学した。
力強く組まれた太い柱や梁は、豪雪をはね返す躍動感にあふれていた。
志賀山文庫にも足を運んだ。庭園には真紅の紅葉が燃え立つように点在し、雪の季節を迎える前のひと時を華やかに彩っていた。
戸隠に向かう道すがら「オランチェ」という地場の農産物直売場で、栽培キノコを何種か買った。
戸隠神社を参詣し、中社の門前で新そばを食べ、竹細工の店で材料の根曲がり竹の匂いに触れて帰った。
天候に恵まれた心地よい旅であった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初霜 初氷 冬景色

2006年11月08日 | 常念100景
新雪の北アルプスが朝日に染まって、今までの暖かさが仇に思えるほど急激に冷え込んだ。
震えながら、この位の寒さが、今の時期には相応しいのだと、自分によく言い聞かせ、窓を開けて冬山に対峙した。
久しぶりに見る透明な山並みである。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

城と虹

2006年11月07日 | 季節の便り
夜半から夜明けにかけて、雷雨とともに裏山が崩れるような雷鳴が鳴り響いた。
夜が白むころ、十六日の月が煌々と照っていたが、雲の動きは速く、疾風のように襲いかかる黒雲に飲み込まれてしまった。
雨がぱらつき、風が吹いて、時折薄日が差す、落ち着かない空の下を出勤した。
ごみごみした家並みが続く西の空に、立冬の虹が架かっていた。
虹の向うは常念
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美ヶ原高原

2006年11月06日 | 季節の便り
高原のホテルの研修会に参加した。
例年この時期、雪が積もる高原は汗ばむほどの暖かさであった。
寂寥とした冬枯れの高原は人影もまばらで、期待した360度の眺望は霞が濃く完全に裏切らレてしまった。
新雪に研ぎ澄まされた北アルプスは次の機会にしよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

行く秋

2006年11月04日 | 季節の便り
11月に入って冷え込んだ日が続いた。
紅葉が山を覆い尽くし、日短かな里の秋はとめどなく冬に向って進む。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1年のしめくくり

2006年11月03日 | 季節の便り
汗ばむような日、花壇や植え込みの、枯れた花や、伸びた枝を片つけた。
思い切って太い枝を落としたり、藪になった花木を整枝した。
新しい鋸は面白いように切れる。で調子に乗りすぎた。
筋肉痛である。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

萩黄葉 秋晴れ

2006年11月02日 | 季節の便り
さわやかな日が続く。
身辺に絶え間なく発生する課題を考えたら、心中はさわやかとはいい切れないが、気候は爽快である。
山で食べる弁当は、山遊びの楽しみの一つである。
山に箸を持ってゆく奴はいない。
小枝を削って箸を作る。器用不器用の差はいかんともしがたいが、決め手は材料である。真っ直ぐに伸びる萩は箸つくりに格好の材料であった。
食事が終わると、箸を二つに折って藪に投げる、うまく藪に引っかかると家で美味しいオカズが待っている。
その占いはめったに的中したことはなかったけれど。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月  オキザリス

2006年11月01日 | 季節の便り
城の堀に鴨が増えた、北の国から渡ってきた仲間なのだろう。
水鳥の羽が美しい季節
窓辺のオキザリスも何度目かの花をつけた。
最低気温6℃、穏やかな小春日和。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする