百花繚乱

百花繚乱春爛漫

木瓜 ぼけ

改良されて花が美しい木瓜は結実しない。
原種？は奈良漬け用の瓜を小型にしたような香りの良い果実が付く。
ただし食用には適さない。
この花のいかにも凡庸とした雰囲気が好きだ。

安養寺桜

冬季閉鎖していた上高地に通じる道路が今日から開通した。
この日　上高地は季節外れの大雪で昼までに３０センチの降雪があり、尚降り続いているという。
アルプスの麓　波田町の上空もその雪雲が覆っていた。
安養寺のしだれ桜は８分咲きといったところ、未熟さから水面に映える妖艶な情景は残念ながら伝える事ができない

思索の路

通勤時　強い雨と風が満開の桜花を散らした。
この季節のこんな朝は、通いなれた小路も思索の路になる。

イカリ草

すべてが可憐なつくりである。

黄砂とサクラ

濃い黄砂が立ち込めてあたりは春霞

天守閣にさくらが良く合う

通勤は花のトンネルを抜けて

堀端の桜並木

松本城堀端の桜が見ごろを迎えた。
晴れていれば、桜並木のはるか遠方白い雲のあたりに常念が聳え立つ。

白木蓮

雨降りの予想が外れて太陽がのぞいた。
屋根や木々の梢の雪が霧のように消えた。
白木蓮も冬のコートを脱ぎ捨てた。
明日の気温は氷点下に下がるという、風邪を引かなければよいが。

春は名のみ

昨日は夕刻になってわかに寒風が吹き、花見の宴を早々に切り上げた。
朝　芽吹き前の木々が薄い雪化粧していた。
春は名のみの日が続く。

堀ばたの桜

松本城堀端の桜が２分咲き、この時期の桜はときめく。
薄絹のような柳の新芽が美しい。
老いても美しい人がいる。