キジと栗の花

藪を刈っていて、知らずにキジの営巣を荒らしてしまった。
足元から親キジが悲鳴をあげて飛び立ち、こっちも足がすくむほど驚いた。
１２個の卵を見捨ててしまうのかと心配したが、しばらくして親鳥は慎重に警戒しながら戻ってきた。
早速立ち入り、撮影禁止区域に指定
栗の花が盛り

一番先に覚えた植物？ドクダミ

子供の頃は、悪臭と名前とその薬効（皮膚病）から忌み嫌っていたように思う。
今は好きな花の一つ。

ヒツジグサ

水面が６月の光を反射して睡蓮はお目覚め
未の刻（午後２時ごろ）に咲くからヒツジグサという
我が家の睡蓮は主人に似て早起きだ

宵待草

月見草と覚えて、宵待草に変わり、オオマツヨイグサと変遷した。
たそがれが迫るといっせいに蕾が動き出す、ほうの先端がはじけて約２分、見事なパラポラアンテナが完成し、宇宙からのメッセージを聴取する。

シナノキ（菩提樹）

街路樹のシナノキに花が咲いた、小さな星のような花である。
欧州の菩提樹と極めて近しい関係だと聞いたことがある。

紫露草

待望の雨が早朝から降り出した。
ムラサキツユクサが一回り大きく見える。

花菖蒲

水辺に咲く六月の花が美しい。
紫の蛇の目傘で佇む佳人

夏の雪女 月下美人咲く

強い香りが、しっとりとした夜に満ち満ちる。
夏の雪女、風がにわかに冷たくなる

山の畑の桑の実

春夏秋冬、いつも楽しく、飢えていたように思う。
山にも、野にも、川にも行けない冬は、新雪に紅い梅酢をかけるだけで楽しかった。
だからクワズミ（桑の実）の熟れる季節が待ち遠しくて、その季節が来ると蜂やカメムシや蟻と競い合っていた。

雲と空と常念狂乱

久しぶりにすさまじい夕焼を見た。
美しいというより、刻々と変化する色調に圧倒されて疲れた。