常念が見える部屋から

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季節の移ろいに写真を添えて発信します。

ムササビ探訪 新兵器登場

2009年04月30日 | 季節の便り
新兵器

特別に新兵器を試用できる機会をいただき、GWの隼人君は忙しくなる。
この工業用内視鏡は、細いチューブの先端に、光源とレンズを装着した、デジカメで、写真は勿論動画も写せる勝れものである。
一方我が家にも小さな獣が出没する。
発端は 古い奈良漬カスを捨てるつもりで戸外に出しておいたところ、夜間何者かに食い荒らされ翌朝ひどく散乱していた。
「タヌキは酒粕が大好物で香りに浮かれて集まってくるらしい」とかみさんが、だれからか聞いてきた。
写真集や絵本に出てくるタヌキは可愛い。
そんなこともあって、人間と野生動物が出会える仕掛けを考えた。
タヌキが現れやすいと思われる植え込みに夜間照明の設置、これはソーラー照明という便利なものがあって即決した。
撒餌は古粕を牛乳パックに入れて照明器具の脇に置いた。
日が落ちると照明装置に明かりがともり、粕入りパックを明るく照らした。
予算を奮発して高輝度型を設置したのが功を奏し、部屋から植え込みの中を走る小ネズミでも確認できる程である。
まさか初日から現れると思わないから昨夜は早く寝た。
10時頃かみさんに起こされた、窓際に急ぐと、植え込みの光の輪の中に猫ほどの黒い獣が見えた。
そして短時間で寝ぼけ眼の視界から闇の中に消えた。
私の思うところハクビシンに違いない。
昨夜は何ともあっけない珍獣との出会いであった。






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