常念が見える部屋から

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季節の移ろいに写真を添えて発信します。

日なた雨 狐の嫁入り

2006年10月02日 | 季節の便り
小雨の空から、時折薄日が射す午後は狐が嫁入りするという。
縁側の柱に耳を押し付けると、賑やかな婚礼のさんざめきが聞こえてくる。
大尽狐の婚礼はとりわけ華やかである。
峰から峰に架けられた虹の橋を七色の提灯に守られて行列がわたるという。
かすかな風に虹の橋が揺れると七色の光も揺れて、それはそれは美しい光景であったと

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2 コメント

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こちらも嫁入り (会津マッチャン)
2006-10-02 18:47:51
幻想的な、こころ落ち着く情景ですね。

 今朝、こちらでも狐の嫁入りがありました。目映い秋の日に、細かな粉糠がキンモクセイの香りを沈めて降りました。

 お隣、新潟県津川町では、毎年狐の嫁入り行列が行われています。5月初めのイベントで、夕方、神社を出発するようです。
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狐の嫁入り行列 (hi-kanai)
2006-10-02 20:53:41
そんな楽しいイベントがあるのですね、是非一度見たいと思います。

ところで狐の妖術を見破る方法を知っていますか、両手を狐の影絵を作る形にします。

次に耳と耳の部分の裏表を交錯させます。

影絵の口の上あごになる中指と薬指を反対側の手の親指に引っ掛けます。

すると真ん中に、指に囲まれた菱形が出来ます。

この菱形からみえる景色は本物なのです。



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