縮れ咲きシクラメン
雪は少ないけれど、暖冬に慣れたせいか最近の寒さには音をあげている。
ストーブがあって、炬燵があって、電熱カーペットをひいてその上で「寒い寒い」を連発している。
子供のころは寒さを徹底して楽しんでいたから、春が近づいて雪が解け凍土が緩むのを惜しんだこともあった。
それは冬しかできない楽しい遊びの数々もさることながら、この期間、農事の手伝いから解放される自由な日々を満喫できたことに他ならない。
今では考えただけでゾッとすることだけれど、暖かい時間帯を見計らって時々寒中の川に入ってカジカ(魚)を捕った。
この時期水の冷たさに魚の動作は鈍い、水中の石の下に潜む魚を簡単に捕まえ、捕った魚を柳の小枝に口からえらに通して何匹も連ね、まるで吹流しの様に掲げて意気揚々と引き揚げた。
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