常念が見える部屋から

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幽霊への伝言

2012年12月15日 | 出来事

昨日までの真冬日から急にぽかぽか陽気になって、明け方少し雨が降った。

朝日が当るころ、アルプス山麓に濃い虹が出た。

昼ごろ解体現場を見に行った。

13日(木)から家の中を空っぽにするため、家具や生活雑貨、衣類を運び出す作業が始まっている。

あらかた片付けが終わったのだろう、現場に人影はなかった。

建物に近づくと、無人だと思っていた部屋の障子が突然開いて、若い作業員が飛び出してきた。

聞くと、この家の仏間だった所で作業中、後ろに人の立つ気配がして、肩を叩かれた。

振り返るとだれもいない。 一瞬背筋に冷気が走ったという。

次の日、塩を撒き、丁寧に鎮めをした。

それでも終日天井裏で「もの」の気配がして、かすかに作業を伺う気配が続いていた。

作業者の間では幽霊が出る家と云う事になったらしい。

昼休みをしていたら、外で物音がしたので吃驚して飛び出したのだという。

仏壇は住職により魂抜きを済ませているから心配ないこと、空き家に野生動物が住みつくことは極く普通であることを説明した。

幽霊に会う事があったら「何がどうなっているのか、全く分からず困惑している、私の前に出るように」と伝言を頼んだ 。

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2 コメント

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 (ohisama)
2012-12-16 17:35:05
鮮やかな虹色、見えてよかったですね。
こんなにはっきりした虹はめったに見ることがありません。
ほとんどといってよいかもしれません。
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時雨虹 (hi-kanai)
2012-12-16 18:31:34
ほんとうに奇麗な虹でした。
地元紙の朝刊に写真付きで虹の事を取り上げていました
「松本市内で15日午前8時半ごろから、西の方角に鮮やかな虹が現れた。太く色がくっきりとしていた。初冬の虹は季語にもなっている「時雨虹」とも呼ばれる」そうです。

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