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季節の移ろいに写真を添えて発信します。

鉄漿親 (はねおや)

2010年02月13日 | 季節の便り

鉄漿親(はねおや)という言葉を聞かなくなって久しい、新しく誕生する夫婦に、善良な第三者適立場から、地域社会の風習やしきたりを指導し、揉め事等の相談に乗る重要な役割を務めるのが鉄漿親で、何代にも渡って親戚以上の付き合いを継続してきた。
私の鉄漿父が90歳の天寿を全うし昨日告別式が行われた。
納棺、火葬、告別式と進む中で越し方を思い起こし、改めて鉄漿父の存在を噛み締めた。



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1 コメント

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ときの流れ (会津マッチャン)
2010-02-13 13:04:54
こんにちわ。寒さも後しばらくですね。
妻に鉄漿親の話をしたら、妻の両親もやっていたようで、やはり松本界隈の風習でしょうか。
仲人もたてない時代ですが、そんな人生の助言者がいたのですね。
昔のしきたりなど、廃れるものの中に大切なものを感じます。
いつも、kanaiさんのブログの懐かしい思い出、考えさせられる昨今です。
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