常念が見える部屋から

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季節の移ろいに写真を添えて発信します。

ケセラン パサラン

2013年12月06日 | 季節の便り

常念厚い雪雲に閉ざされて

ガガイモ巣立ち

一休み

ガガイモといわず「コアミ」と呼んでいた。

綿毛を和裁で使う針挿しの中に詰めると、針がさびないといわれ貴重だったようだ。

種を飛ばすための綿毛を種髪(シュハツ)という、種子に比べて種髪が大きいので生き物のように空を舞う。

疲れると壁などに吸い寄せられるようにして止まる、捕まえようと手を伸ばすと手の温もりを感知してツイと逃げる。

白粉を吸って生きるケセランパサランという妖精がいる。

空中を自由に飛ぶその外観は、ガガイモの種髪に酷似しているらしい。

ケセランは超能力を持ち、飼い主に抱えきれない幸運を運んでくる。

しかし飼い主に、その姿を二度見られると、即座に超能力は霧消してしまう。

これを熟知する飼い主は、ケセランのことは人に話さないし、もちろん見せることもしない。

だからケセランの謎はいつまでも迷宮入り

 

 

 

 

 

 

 

コメント (3)
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