アボカドがしなやかに伸びて部屋の中が湿潤するようだ。
3月中旬というのにに 外は戻りの寒が厳しく凍てついている。
昨夜 近くのワイナリーに隣接するレストランマリアージュで小さな会合があった。
この日ばかりはナイフ フォークを使いワインを飲む。
信州特産の生食葡萄「黄華(オウカ)」を熟成したワインは、無色に近い透明なワインである。
ワインの定義から、それるかもしれないが、しなやかな若葉を連想させる味わいであった。
ひと時 強烈な吹雪が荒れ狂って窓を叩き、洋食のほの暗いテーブルに一層の趣を添えた。