常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

柿の効用

2010年09月27日 | 来し方


「柿が赤くなると医者が青くなる」
「柿が色づく頃は気候も良くなって、病人が少なくなるから」と「栄養豊富な柿の効用で病人が少なくなる」が語源にあるらしい。
私が実感したのは、深酒した時に食べる柿の効果である。
これは自信を持ってお勧めできる、。
あるテレビを見ていて柿の威力を知ってから気がついたことがある。
昔は 家の周りや、畑の土手に大きな柿の木があって、秋になるとたわわに実った赤い柿を見るとなぜか安心したものだ。
冬 炬燵に当りながら食べた熟柿や、真っ白に甘い粉をまぶしたような干し柿をおやつ代わりに食べて育った。
それが今の元気に連なっているように思へた。
庭先の柿の木に熊が昇って柿を食べていたという話もよく聞いた。
年を経て世代も変わって、いつの頃からか柿を食べなくなった、熊が登った柿の古木も切り倒され、その切株も朽ちて久しい。
果物文化から柿は消えてしまった感がある。
しかし 柿の持つパワーは、サプリメントをはるかにしのぐ事を改めて知った。
今年は柿を食べよう


コメント
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