はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

林道 今度はバイクで 3

2015年05月04日 07時20分37秒 | ツーリング(バイク)

そもそも、林道の片側だけゲートを閉めるというのはいかがなものか

ここまでに2つくらいのゲートがありましたが、言うまでも無く開いていました。

特にマイナーな登り口から入ってきたわけでもないと思います。

こっち側を閉めるなら、あっち側も閉めないと。

そしたら諦めて別のルートを探したものを・・・・

 

・・・そこで、怖ろしい考えが頭をよぎりました。

「あっち側が閉まっていたら・・・・

確か途中で林道作業の人がいる横を通り過ぎました。

その人が作業を終えて帰る際に閉めてしまっていたら、林道内に完全に閉じ込められてしまいます!!

うむむ、、、、引き返してそれでは目も当てられません。

「電話してみるか・・・

なんか叱られそうで気が進みませんが、背に腹は替えられません。

意を決して、ゲートの立ち入り禁止看板に書いてある役場に電話してみましたが・・・・

繋がりません

「とりあえず帰るか・・・

気が重いながら、バイクにまたがり発車したものの、集中力が完全に欠如していて危ない状態であることが自分でもわかります。

「ゆっくり、ゆっくり・・・

と自分に言い聞かせながら走らないと、ついついスピードアップしてしまいます。

運転も雑。

そして走り出してすぐにバイクの異状に気付きました。

ハンドルが重い・・・・

ハンドルを切るのにやたらと力が必要です。

「パ、、、、パンクだ・・・

フロントタイヤの空気圧が減ってるとしか思えません。

致命傷です・・・

降りて確認しましたが、とりあえずまだ走れそう。

行けるところまで行くぞ!!

今度はスピードアップ!!

 

・・・しばらく走りましたが、前輪の状態はあまり変わっていません。

「おかしいな。。。

オフロードバイクのタイヤは、固い外側のタイヤの内側にチューブが入っている、自転車と同じタイプで、パンクすると一瞬で空気が抜けてしまうはずなのですが・・・

(ほとんどのオンロードバイクや自動車はチューブレス・タイヤで、釘などが刺さっても、抜いたりしなければある程度は走れます)

どうやらパンクではなさそうなのですが、急にそうなった原因が考えられず、不安を抱えながらの走行です

 

1時間ほど走りと、分岐点に来ました。

来た道を戻るのが、数時間前には確実に開いていたのだから、まだゲートが開いている可能性は高い。

別ルートだと、かなり走行距離は短縮されますが、ゲートが開いている保証はどこにもありません

さぁ、どちらに行くか・・・・

実は、自分でもかなりダート走行に慣れた実感があります。

行きは緊張しながらトロトロ走っていた場所も、帰りは「こんなところが怖かったのか?」と思いながら走りました。

瓦礫を乗り越えて走ることを考えれば、何のことも無い道に感じます。

「ダメなら戻ればいいか・・・

ちょっと心の余裕も出てきたので、リスクを採ることにしました。

 

そして・・・・

ゲート開いてました~

無事ゲートを通り過ぎ、のどかな草道。

こんな道をテコテコ走るのが一番気持ちいい

そして、無事に人里に出てホッとしたのでした



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