さて、屋根を剥がすにはと・・・
当然やったことは無いので初めての体験です。
昔の屋根は、瓦→土→藁→板の順で葺いてあります。
土までヨメがどかしてくれたので、藁をどかして。。。
おっと、藁を押さえつけている板をまず外さないと。。。
屋根を外すと、梁などの構造部材が濡れるので、このままにしときたいのはあるんですが。。。
瓦を降ろしてしまったので、やはりここは迅速に。
早いとこ構造材までバラシて防水対策をしないと。。。
ただの藁を並べて載せてるだけかと思ったら、どうやらムシロのようです。
よくもまあ腐らずに残ってるもんですねぇ~
さて、下の方から野地板(写真では縦の板)を剥がしていたところ、ふと気づきました。
「垂木(写真では横の棒)をどうやってはずす?」
野地板を全部外してしまったら、垂木を外すのに足場が無くなってしまいます。。。
かといって、野地板がある状態では垂木は外せません。
「うむむ、、、どうしたら・・・」
しばらく悩んだ末、面倒なので
「ええい、いっぺんにやってしまえ」
作戦を実施することにしました
野地板を外しながら同時に垂木も外していきます。
垂木は完全に外せないので、一度釘を抜いて、次に簡単に抜けるようにしておきます。
写真ではちょっと浮いてますね。
でもこれで屋根に穴を開けたので、台風の時も風は抜けて行って、屋根ごと飛ばされることは無いと思います。
全部剥ぐことは、まだ必要ないかなと思ったので、作業はここまでにしておきました。
あとは下敷きになったものの整理ですね。
もともとTZRのフレーム以外は大したものは入っていなかったので、ほとんどがゴミになります。
こんなんになってはいますが、屋根の構造材はそのまま使用して、なんとか茶室として再建したいものです。
そのためには、きちんとバラシて、折れた部分は補修または作り直して、柱に載せて、屋根を葺かないと。。。
前途多難ですね・・・